2018年06月06日

スロープレー


 右手の握力は17から23ぐらいまで回復。ようやく6割だな。これでも先週に比べると雲泥の差。明日はオーバーラッピンググリップならなんとかなりそうだ。


 さて本題。ヨーロッパツアーで新しいルールが導入される。以前から各ショットに制限時間(各組で最初に打つ選手は50秒、2人目の選手からは40秒以内)は設けられていて、前の組と間が空いたりするとそこから競技委員が計測し、それでも遅いとペナルティという感じの運営だったんだけど(うろ覚えなので正確じゃないかもしれない)たが、これを厳密に守ろうというもの。

 つまり、制限時間を超えるといきなりペナルティを課せられるということらしい。オーバーすれば1罰打。2回オーバーすると当然2罰打。

 ただし、1ラウンドにつき2回まで制限時間を倍にする救済が受けられるとのこと。まあ1日2回ぐらいはじっくり時間かけたいときあるよね、だからそれは許してあげる、という事だね。

 出場選手120人(40組)に対し計測員24人。25組目がスタートする頃には4時間ぐらい経過してると思われる(10分間隔で1時間に6組)ので、たぶん1組に1人付くことになるんだろう。

 こうまでして時間短縮を狙うのはやっぱり時代の流れなんだろうね。プレーが遅いやつを見てるとイライラするもんね(え、お前が言うなって?)すいません)。



 しかししばらくは混乱するだろう。これ、30秒ぐらいで警告出してくれるのなら良いけど、何も考えずにプレーして「はいワンペナね」って言われたらすごく怒るやついるだろうし。あと、時間が気になってミスするやつも出てくるだろうし。

 ワンペナ払ってまで時間掛けたいやつはさすがにいないだろうけど、グリーン上とかでもちょっとアドレスを外したりしたら40秒なんてすぐ経ちそうだしなあ。ヨーロッパツアーの選手でスロープレーヤーが誰かっていうのは知らないけど、日本には何人かいるしね。男子にも、女子にも。

 アメリカツアーでも、松山をはじめ遅いやつはいっぱいいる。先日のメモリアルでもパトリック・キャントレーとか酷かったもんね。少ないときで5回、多いときだったら8回から9回ぐらいスタンス直して飛球線方向を見るという動作を繰り返してたしね。見てて死ぬほどイライラした(だからお前が言うなって?マジすいません)。



 まあ石頭のR&Aのすることだからいくら選手から不評でもすぐ廃止にはしないだろうし、そうなるとUSGAでも導入される可能性があるし、そこまで来たらJGAも重い腰を上げざるを得ない。LPGAも然り。

 ただ、アマチュアの試合で導入されるかどうかは微妙(競技にキャディさえ付かなくなってるのに、計測員など付けられるはずがない)。エリートレベルの試合では導入されるかもしれないけど、私には関係ないしね。

 でも、プレーを早くする努力はルールに関係なくどんなゴルファーもすべきであり、ハーフ2時間を切るぐらいのプレーでラウンドできたら良いなといつも思う。思ってる。がんばれ俺。はい努力します。
posted by hiro at 18:21| Comment(0) | 規則(ルール)

2018年04月01日

ルール改正続報


 先月中旬、来年から大幅に変更になる新しいルールが発表された。それについての大まかな骨子を2週間前に日記で書いたけど、その後R&Aが発表した英文を読んでいると、最後の「付属規則」の部分にいくつか大きな変更が隠れているのを見つけた。いや、隠してたわけじゃないだろうけど。

 付属規則の部分なのでJGAが翻訳しなかったのか、あるいは忘れていたのか、はたまた新しく追加されたのかわからないが、その部分を2週間掛けて翻訳してみた(ほとんど翻訳ソフトでね)ので、ご紹介させて頂く。主だった追加の規則を抜粋して。


 付属規則1-A:ローカルルール


 8、マリガンの権利が正式に認められる

 アマチュアの試合に限り、プレイヤーは18ホール中1度(HDCP1〜18の人まで。19〜36の人は2回、37〜50の人は3回)だけ「マリガン」と宣言することで無罰で打ち直しをすることができる。

 ローカルルールだからどんな試合でも使えるわけではないけど、これを採用した試合ではアマチュアの戦い方が変わる可能性があるかもしれない。基本的にはOBやハザードに入った時に宣言することになるだろうけど、短いパットを外した時に使う人もいるだろう。いつどのような状況の時に使うか、興味深い。


 10、バンカーから「手の5番」を使えるように

 プレイヤーは、同じバンカーから2度打って脱出できなかった場合に限り、1打のペナルティで「手の5番使います!」と宣言すれば3度めはショットではなく手を使ってボールを脱出できる。

 驚きである。冗談が冗談ではなくなるのだ。ただし、これもローカルルールなのでいつどこでも使えるわけではない。これもプレーファーストの考え方なんだろうけどね。



 付属規則2:クラブのデザイン

 6、アマチュアの用具規制の完全撤廃

 ドライバーの反発係数、アイアンの溝規制、クラブの長さ、アンカリング、ボールの重さ、シャフトやグリップの規制等、アマチュアに限ってすべての規制を撤廃する。ただし、JGA主催のオープン競技やエリートレベルの競技は例外的に現行の規制を継続する

 一般アマはどんなクラブを使ってもOKになるということだ。これはゴルフ業界の大きな活性化につながるだろう。マーク金井氏の開発した重心距離が0mmのドライバーや、超高反発ドライバー、ヘッド体積が460ccを超えるドライバー、どんな撃ち方をしてもスピンが掛かるウェッジ(ボールがいくつあっても足りないかもしれないけど)など、様々なクラブが開発、販売され、飛ばなくなったせいでゴルフをやめたシニア世代がコースへ戻ってくるかもしれない。

 使う使わないは個人の自由だけど、遊びのラウンドに限っては色々なクラブを使う、というのは楽しみが2倍になるかもしれない。
 

 11,クラブ本数の制限を15本に

 現在、14本というクラブの本数制限を1本増やし、15本までとする。

 これも単純計算でゴルファー人口と同じ数だけクラブが売れるということで、上記の用具規制の撤廃と合わせると面白い事になりそうな予感がする。つまり、今の14本に、今まで禁止されていた特別なお助けクラブを入れる、ということが流行するかもしれない。

 それだと、上記の(元違反)クラブも足しやすいし、本気モードのときはその1本を抜くという使い方ができそうだ。どんな1本を足すかでそのゴルファーの人となりがわかるかもしれないし面白いかも。


 付属規則3:球

 特に変わりないので略。



 付属規則4:機器と他の携帯品

 距離計測器が原則使用可になり、逆にローカルルールにより禁止することができる、となったことは前回紹介したが、高度、気圧、風向きなども機器を使って自由に測れるようになるらしい。計測機器業界が活気づくのは間違いなく、またそういうのは日本の得意分野でもあるので、日本の産業全体も活気づくかも。


 付属規則5:略


 付属規則6:プレー・ファースト

 6-4 スコアの事前申告

 プレイヤーは、ティグランドでそのホールのスコアを申告することにより、そのホールをパスすることができる。ただし、バーディ以上のスコアは申告することができず、申告はパー、ボギー、ダブルボギー、トリプルボギーの4種類となる。

 申告は1ラウンドに付き9回までで、パーを申告できるのはプラスハンデキャッパーのみで、HDCP1〜18のプレイヤーはボギーを、HDCP19〜36のプレイヤーはダブルボギー、HDCP36以上のプレイヤーはトリプルボギーを申告するものとする。

 
 多分今回の改正でいちばん賛否両論出るのがこいつだろう。プレーしないでスコア?そんな馬鹿な話があるか!私も最初はそう思ったが、時間短縮に繋がる可能性が高いこと、体調不良(熱中症とかね)からのリタイアを減らすことができる事、初心者のラウンドに対するハードルを大幅に下げる、ラウンド中の一時的な天候不良を避けられる、などこれはこれでありなのかなあと思ったりもする。

 もちろんプロの試合やエリートレベルの競技では使わない。



 付属規則7 初心者救済

 7-6 ホールカップを1つのグリーンに2つ設置することを許可

 日本のバラエティ番組にヒントを得たわけじゃあないだろうけど、ローカルルールとして設置可能になるらしい。グリーンの手前と奥にピンが切られた場合、また左右に切られた場合、2段グリーンの上と下、バンカー超えと対角線側など、人によって攻め方にバリエーションが生まれ、グリーンの攻め方に革命が起こるかもしれない。

 またグリーンに乗ってからも、登りだけど距離の長い方を狙うのか、それとも短いけれど下りのパットを打つのかなど2倍楽しめる。まあこればっかりはやってみないとわからないけど、ゲーム性が上がることは間違いないだろう。スコアは案外変わらなかったりしてね。



 付属規則8:ゴルファーの挟持

 8-3 ラウンド中・昼食時のアルコール類の禁止

 ゴルフは自分と向き合い、コースと向き合い、そして競争相手と向き合うスポーツである。ゴルフ発祥の地、スコットランドではそのラウンド中神と向き合っていたという。それほど崇高で神聖なゲーム中、酔っ払うとは言語道断一刀両断、優柔不断も甚だしい・・・と考えたのだろうか。

 ラウンド中はもちろん、ハーフが終わってからの昼食時もアルコール類の摂取は2ペナになるらしい。2ペナを払ってまで飲むか、それとも我慢するか、ティオフ直前に一気飲みするか、はたまた林の中などで隠れて飲むか・・・

 プレー以外で、飲ん兵衛たちの熱い戦いが来年から見られるかもしれない。楽しみである。




























 以上、もちろん全部ウソです。
posted by hiro at 09:32| Comment(2) | 規則(ルール)

2018年03月13日

新ルール発表


 ついに来年から施行される新しいルールが発表された。

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R&Aのウェブへ



 主だった変更は以下の通り。


 ボールが動く、動かされる系

 ・グリーン上、あるいは球を捜索中にボールやボールマークを誤って動かしても無罰

 ・自分が打った球が自分の体などに当たったときのペナルティをなくす


(過失によってボールが動いたり、方向が変えられてもそれは許しましょうという改正。いいね★★)




 ドロップなど

 ・ドロップを肩の位置からでなく、「ひざから上の位置」に変更

(ドロップの運不運を減らそうという改正。いいね★)




 グリーン上にて

 ・グリーン上で、ピンフラッグが刺さったままパットしても良い

 ・グリーン上のスパイクマークなどの修復が可能になる

 ・パットの線に触れてもよい(ペナルティ無し)

(長いパットはピンを刺したまま迅速にプレーできる。いいね★★★)




 ペナルティエリア

 ・ウォーターハザードを「ペナルティエリア」とし、ブッシュや岩石地帯などを含めた総称にする

 ・ペナルティエリア内のルースインペディメントに触れても無罰(ソールできる)


(詳しくはわからないけど、簡素化がいいね★★)




 バンカー

 ・ルースインペディメントに触れても無罰

 ・バンカー内で手やクラブが砂に触れても無罰(ただし、ボールのすぐ近くの地面に付けたりするのはダメ)

 ・バンカー内のボールをアンプレアブルとしてバンカー外にドロップすることが可能に(2罰打)

(初心者でも覚えやすく、プレーの迅速化に大きく役立つと思う。いいね★)




 その他

 ・アドレス後、キャディが後方に立って方向を確認することを禁止

(主にプロのプレーファーストに貢献。いいね★)




 プレーについて

 ・遠球先打ではなく、用意ができた人からプレー可能(レディゴルフ)

 ・ボールの捜索時間を5分から3分に短縮

 ・距離計測器を原則使用可に(今まではローカルルールでOKの場合に限り使用可だった)


(原則は遠球先打だけど、「お先にいきます!」という時に生意気と思われなくなるのがいいね★★★)




 さらに、去年の3月の時点で候補に上がっていなかったものが追加された。それは、

・二度打ちのペナルティを廃止(現行は1罰打)

(私のように二度打ちが得意な人間にとっては願ってもない改正!いいね★★★)




・OBやロストボールになった場合、2罰打で無くなった(あるいはOB担った場所)の近くにドロップできる!!

(ぜひそうなって欲しいと思っていたのですごく嬉しい。いいね★★★★★)



 特に最後の改正ポイントは画期的だと思う。なぜなら、暫定球もプレーイング4(前方特設ティ)も必要なくなるのだ!ゴルファーは良心に基づき、無くなった、あるいはOBになったであろう場所の近くからプレーできることになる。

 ちなみにプロの試合やエリートレベルの競技(JGAの翻訳のまま)ではこのルールは適用されないとのこと。日本アマとかそんなんだよね。クラブ競技などではどうなるのかは分からない。

 これは、大幅な時間の短縮、特設ティという日本独自のインチキルールの撤廃、そして特設から打つという後ろめたさと気恥ずかしさの払拭、さらには「自分に有利に振る舞わない」という、自分が正しいゴルファーかどうかの試金石にもなるという、一石何鳥もの効果がある素晴らしい改正だと思う。



 来年の1月1日から施行されるこのルールだが、最初は混乱や戸惑いが多くあるだろう。新ルールを利用してズルをするような人間もでてくるだろう。ひょっとしたら数年で廃止になるルールもあるかもしれない。しかし、定着すれば確実に時間短縮になるだろうし、初心者に優しい変更であるがゆえに活性化にもつながることも十分に期待できる。


 あと、距離計測器の使用可もなにげに嬉しい。便乗値上げがあるかもしれないし、今のうちに買っておこうかなあ。
posted by hiro at 19:16| Comment(0) | 規則(ルール)