2019年06月17日

キャディさんに教わったこと


 私のホームコースはアコーディアグループでビジターウェルカム。平日ならビジタープレーフィは昼食付きなのに1万円でお釣りがくる。おまけに大阪市内から1時間以内(高速を使わないでも)と立地もいい。というわけで、必然的にビジターそれも30歳代〜40歳代の若い人がけっこう多い。



 私がホームコースの会員になった20年前は、キャディさん付きのプレーが当たり前だった。

 まだまだひよっこだった私に、ベテランのキャディさんは「悩んでも一緒。7番アイアンでとりあえず前進しぃ」とか「カップの周りに桶ぐらいの大きさの丸を思い浮かべて、そこに入れるつもりで(長いパットは)打つんやで」とか、サブグリーンを歩いて横断しないようにとか、ボールが曲がって隣のホールへ行った時は付いてきてくれて打つタイミングを教えてくれたりとか、とにかく色々なことを教わった。

 その頃は自分の母親ぐらいの歳のキャディさんもたくさんいたので、多少上から、やや乱暴に言われても何も言い返せなかったしね(笑)。

 しかし、ここ10〜15年ぐらいだろうか、名門コースや歴史あるコースを除き、セルフプレーが当たり前になってきている。私のホームコースもご多分に漏れず、去年ぐらいからキャディさん付きのプレーが完全に廃止された。



 で、話は最初に戻るが、いまの30歳代〜40歳代、つまりゴルフを初めて(たぶん)数年ぐらいの若いプレイヤーは、最初からセルフプレーが当たり前で、キャディさん付きでラウンドしたことがない人も現れてきていると推測できる。また、仕事の一環として上司に教わってプレーを始めるというスタイルも廃れつつあり、気のおけない仲間同士でゴルフを始めたりラウンドしたりするのが普通になってきた。

 そうなると、基本的なプレーのマナー、ゴルフの常識を教わる機会がまったくないままコースでプレーするゴルファーが増えてくるのは当然である。昔はキャディさんがマナー違反を止める「最後の砦」だったんだけど、それが無くなってしまったということだ。するとどうなるか。



 先日こんな事があった。あるパー3で、私の組の1人がアドレスに入り、スイングを始めようとしたまさにその時、隣のコースから「すいませーん!」と声を掛けながら1人のプレーヤーがそのホールに駆け込んできた。そのプレーヤーは隣から打ち込んだであろう自分のボールがグリーン横のバンカーにあることに気づくと、バンカーへ入り、ボールを拾い、また駆け足で去っていった。当然バンカーも均さずにである。

 その後続組は、グリーンの奥(といってもグリーンまで10y以上離れている、次のホールへ向かうカート道上)に停めてある我々のカートの上をダイレクトで超えていくOBを1発、別のホールでも次のティグラウンド横で待つ我々のカートの真上を通るOBを1発打ってきたのであった。もちろんフォアの声掛けも「大丈夫でしたか?」の声もなし。



 さらに我々の前を行く4人組は、ホールアウトした後4人が4人ともサブグリーンの真ん中を横断してカートへ向かったり、カート(この日はフェアウェイ乗り入れ可だった)がフェアウェイを何度も行ったり来たり(バックして)したり、挙句の果てには最終ホール、カートが先に行き、カートの50yほど後ろからショットをするプレイヤーがいたり(下図)。

20190613.jpg

 っていうか、

なぜカートがそこにいる?

 そして、

なぜプレーヤーAはそこから何の躊躇もなく打てる?USPGAのトッププロなのか?



 断っておくが「最近の若いものは・・・」という意味で書いているのではない。おそらく、彼らに全く悪気はないのだ。赤の他人がプレーしているホールにいきなり出てくるのも、カートを行ったり来たりするのも、前にカートとゴルファーがいるのに平気で球を打つのも、それらがマナー違反であることも極めて危険な行為であることも知らないだけなのだ。

 正しいマナーも知らず、教わる機会もなく、自分で学ぼうともせず、周りも見えていないだけなのだ。



 注意しようか迷ったけど、最近の世間的風潮から不愉快な結果になる可能性もあったので何も言わなかった。というわけで、ゴルフを始める皆様、最近始めた皆様、マナーに不安のある皆様、ベテランに教わる機会のない皆様におかれましてはYouTubeでレッスンの動画を見る前にぜひともこの本を読んでいただきたい。

petersgolfmanners.jpg

 この本に書いてることは「一般の」ゴルファーにとっては常識ばっかりなんだけどね。



 ただし、ベテランでもマナー悪い人は一定数いる。むしろそっちのほうが不愉快だったりタチが悪かったりするんだよね。
posted by hiro at 10:55| Comment(0) | 雑文

2019年05月29日

ゴルフ侍あるある


 コース紹介で、グリーンキーパー(支配人)の99%は「初心者の方から上級者まで楽しめるコースです」と言う

 キャディさんがカワイイかどうか気になってしまう

 キャディさんと侍が異様に仲が良いと、つい下衆の勘繰りをしてしまう


 
 侍のクラブ紹介では「独自の哲学」「唯我独尊」「個性」「感性」「唯一無二」というキーワードを使いがち。ちなみにそれらの本当の意味は、「変態セッティング」「あきらかにおかしい」「なんとなく変」「統一感なし」「特徴なし」である。

 そして、14本のセッティングのことを「不労」と呼ぶ・・・あ、フローか。



 つい侍のアラ探しをしてしまう

 勝手に「見栄張り侍」「ストロングロフト侍」「ボンボン侍」などと悪口系の二つ名を付ける

 侍が大きなミスをすると、ちょっとホッとしたりする

 でも、プロがミスをすると「どっちがプロかわからんやんけ!」と悪態をつく



 自信満々の侍は負ける

 高圧的なプロは負ける



 金持ち二世侍、金持ちスポーツ侍、自慢侍は負けたらいいのにと思う(完全にひがみです)

 アマチュアをリスペクトできないプロはさらに負けろ!と思う

 クラブ選択にチャチャを入れ、思ったとおりオーバーやショートをしたら「やっぱり」とつぶやく

 「あのホールで勝負の流れが変わったなー」などと反芻し、一人悦に入る



 でも、番組が終わって30分もすると、侍の顔も職業もスイングもすっかり忘れてしまう。なぜかはわからない。
posted by hiro at 12:33| Comment(0) | 雑文

2019年05月21日

「正しいことの白」


 プロゴルフにまつわる都市伝説的な噂は色々ある。


 癖の悪いコーチは教え子の女子プロに手を付けてしまうとか。誰とは書かんが。

 ジュニア上がりの女子プロは世間や異性を知らずに大人になるため、好きな男ができると狂っちゃってゴルフどころではなくなり、消えていくとか。誰とは書かんが。

 未だに地方開催のトーナメントではその地方の反社会的勢力が深く関わってるとか。

 プロ支給品のクラブは市販クラブとは別物の、高反発違反クラブであるだとか。一時飛ぶ鳥を落とす勢いだった某女子プロが急に成績が出なくなったのはそのせいらしい。


 噂として流れてくるということは「まあそういうこともあるだろうな」と思えるけれど、いずれも当事者・関係者しか真偽の程はわからず、当然証明することもできない。

 しかし、4番目の「違反クラブ」について、これ以上ないはっきりとした形で証明されてしまった。


 つい先日、総武カントリークラブで開催された、ダイアモンドカップ2019の練習日。R&A主催の用具テストが実施された。そこでドライバーの反発係数が測定されたのだが、驚くような結果が出た。

 計測は任意で行われたのだが、出場144人中129人が計測所を訪れ、195本のドライバーが計測されたが、そのうち34本が不適合、つまり違反クラブと判定されてしまったのだ。

 195本中34本って、2割弱である。約5本に1本弱の割合で違反クラブが使われてたということだ。これってすごくね?



 もちろん、メーカーから支給されたものをそのまま使ってた、つまり知らずに使っていたプロがほとんどだろう。記事(注)に書かれていたように、使っているうちにヘッドがこなれ、結果的に違反クラブになってしまったものもあるだろう。しかしそれにしても2割弱っていうのは異常な数字だ。中には、(いわゆる)確信犯的に使っていたプロやメーカーもいたんじゃないの?と思われても仕方ない数字であるとも言える。

 まあいずれにせよ、今回のテストでは、「プロの使うクラブは市販品とは別物」という都市伝説を証明した結果になった。まあプロゴルファーは腕一つに生活がかかってるし、メーカーも何億も開発費掛けてドライバー作ってるんだから、両者とも一生懸命なのもわからなくもないけど、「バレなきゃルール違反してもいい」というのはちょっと違うよね。キレイ事かもしれないけど。



 ただ、練習日に自主的にこうやって計測してもらうプロやメーカーはまだ良心的なのだ。問題は、計測所を訪れなかった15人。ただ面倒くさかったとか時間がなかったプロもいるだろうけど、計測したら違反クラブであることがバレるからバックレた、ってやつがいるはずだ。いや絶対いる。間接的証拠(2割が違反クラブ)から間違いないところだろう。

 私が思うに、誰が計測所に来たのか(誰が来なかったのか)、違反クラブはどこのメーカーだったのか、そういう事をきっちり公表すべきじゃないかと。隠すということは後ろめたいことがあるってことだよね。それって犯罪者を幇助するのと同じ考えだよね。業界のダークな部分を、JGAが積極的に残そうという意思表明だよね。



 スポンサー様(クラブメーカー)にどうしても逆らえないということなら、前もって「1シーズンに1度、抜き打ちで試合中に全選手のドライバーヘッドを検査します」と言っておけばいいのだ。そこで違反が出たらこれはもう「不注意」や「経年変化」では済まされないだろ。当然そのクラブを使ってたプロは失格だし、場合によっては何試合化出場停止にしてもいい。

 でも、実際には絶対できない。なぜなら、皆が怖がって適合クラブを使いだしたら、ドライバーの平均飛距離が前年度より間違いなく落ちるから。今はツアーの平均飛距離や故人の飛距離などのスタッツがきちんと測られてるから、今まで違反クラブを使っていたことがもろにバレてしまうだろう。

 すると、スイング改造や故障でたまたま飛距離が落ちたプレイヤーやメーカーがとばっちりをくらうことになる。そう、一部のズルをするやつのために業界全体が悪に染まり、そしてそれを正すことすらできなくなってしまっているのだ。



 バレなければ(何をしても)いい、という考え方は、結局は自分だけでなくその世界すべてを腐らせていくことになる。でも、どの世界もどんな時代でも、とばっちり受けるのはそういう悪いやつではなく、真面目に生きている大多数の正直者なんだよね。

 そういう意味でも、R&AやJGTOやJGAには邪悪な「黒」の世界ではなく、「正しいことの白」のなかにいる、と胸を張って言えるような機関になっていただきたい。



注・・・今日の日記はパーゴルフ+プラスの記事を参考にさせてもらいました
posted by hiro at 12:01| Comment(0) | 雑文

2019年04月13日

忙しいので


 昨日からマスターズと全米オープンが一緒に来たような忙しさ(仕事関係)で、更新の時間が取れません。しばらく(1週間ほど?下手すると2〜3週間?)更新をお休みさせて頂きます。

 あでも、いきなり1日ぐらい暇になる可能性もあるので、その時は更新するかも。

 すいません。
posted by hiro at 19:22| Comment(0) | 雑文

2019年04月10日

マスターズが始まる


 某TV局が「夢舞台」と銘打つ、唯一無二のトーナメントが始まる。この、これ以上無いベタな枕詞だけど、それでも素直に受け入れてしまうところがマスターズの特殊性と特別感なんだろうか。

 今年は女子アマチュア選手権もあったし(安田裕香ちゃんが3位!)、日本人プレイヤーもアマチュアの金谷を含め4人出場するのでいつもにまして特別な感じが強い。4人のうち決勝まで残るのは1人、多くて2人だと思うけど。

 その2019年マスターズの組み合わせが発表された。目に止まったグループをご紹介。



 金谷はグループ5、ダニー・ウィレットとスネデカー。アマチュアはベテランと一緒になることが多いんだけど、これはこれでありでしょう。

 ガルシアはグループ9、フィナウとステンソン。切れずに回れるか。

 グループ10には松山英樹、アダム・スコット、カイル・スタンリー。アダムと仲良しだからいい組み合わせ。

 グループ13も面白い。世界ランク13位のフリートウッド、10位のシャフリー(シャウフレ)、24位のウッドランド。

 そして真打ち、タイガーはグループ14。リー・ハオトン(中国)、ジョン・ラームと。

 次のグループ16も負けてない。マキロイとファウラー!女性ギャラリー多そう。そしてオーストラリアのキャメロン・スミスは世界ランク28位。マキロイが勝てばグランドスラム。

 今平周吾はグループ23、ケビン・キスナー、アフィバーンラトと。

 次のグループ24もビッグネーム揃い踏み。ザック・ションソン、メジャーに強いイアン・ポールター、そしてマット・クーチャー。

 グループ26には小平智、バッバ・ワトソン、パトリック・キャントレー(世界ランク21位)と。力入るねー。

 そして豪華なグループ27。ダスティン・ジョンソンにデシャンボーにジェイソン・デイ。付いて回るならこの組?

 いやいや、ミケルソン、ローズ、ジャスティン・トーマスのグループ28も華やかさでは負けてない。

 そして最終組のグループ29には最近不調のジョーダン・スピース。ポール・ケーシー、ケプカと。



 というわけで、始まる前からワクワクのマスターズ。寝不足がなんぼのもんじゃい!という精神で今年も見るぜ。
posted by hiro at 18:33| Comment(0) | 雑文