2020年03月25日

ゴルフ芸人サバイバル


 蛍原徹(雨上がり決死隊)が企画立案した(という体で)実現された、ゴルフ大好き芸人による「ゴルフサバイバル」の特番。予想よりも面白かった。

 本家と同じく、一番成績の悪いプレイヤーが1ホールずつ脱落していくという試合内容。今回はプロでもプロの卵でもトップアマでもなく、平均スコアなら80台半ば〜90台前半、HDCPなら8〜15ぐらいの「ちょっと上手い芸人ゴルファー」が集まった。

 つまり、パーなら絶対勝ち抜け、ボギーでもほぼ勝ち、ダボならサドンデス、OBや大事件で脱落という感じで進むと予想し、実際にそのとおりになったわけだが、

何で無理にパー狙おうとするの?意味なくね?っていうか戦略って言葉の意味知ってる?いやそれ以前に何か考えてる?

 って芸人が多かった。そこそこ戦略立ててたのはゴルゴ・梶原・原西・大西ライオンぐらいか。それ以外の4人はやっぱり早々と脱落してた。



 ボギーでいいということは、パーオンしないでもいいということ。パーオンしないでいいということは、3回で乗せればいいということ。3回で乗せればいいということは、ティショットで無理する(飛ばす)必要も、2打目で長いクラブを持つ必要もないということ。むちゃくちゃ楽なゴルフだよね。何ならユーティリティと7アイアンとウェッジとパターの4本でもいいぐらい。

 まあもちろん番組的にティショットからユーティリティ、最初からボギー狙いというのはマズいかもしれないけど、1人ぐらいそれぐらいガチガチにディフェンス型ゴルフをする出演者がいても面白かったのにね。



 改めて、ゴルフは球を打つ以前にゴルフ頭の良さが試されるゲームだなと。そういう意味で、上に挙げた4人はゴルフが好きだということ以上にゴルフのことがよく分かっていると思った。

 さらに言えば、そういう戦略を立てられる人間だからこそお笑いの分野でも長く生き残れるんだなと。大西ライオンは本業に見切りをつけ(?)、「ゴルフ芸人・インストラクター」という道を模索していて、別の意味で戦略家だと思うし。



 あとは雑多な感想。

・蛍ちゃん、ゴルフが大好きということは伝わってくるけど自分(の実力)が見えてない感じよね。自分の力を過信してるというか。俺は上手いんや、俺は70台で回れるんやっていう思考で自縄自縛してしまってる感じ。

・年間150ラウンドしているという東ブクロのスイングはむちゃくちゃ良かった。でも球はとっちらかっててすぐ脱落した。ラウンド頻度やスイングの美しさとスコアは全然関係ないということやね。

・梶原は右に体重を残すかち上げて力任せに打つという、お世辞でもきれいとは言えないスイングだけど、そのヘタを固めてしまえば安定して球が打てることを証明。センスありそう。でも、良い時は70台出るけどダメな時は90叩くという、それ以上伸びない、なんちゃってシングル(HDCP8-9)の典型と感じた。

・大西ライオン、最終ホール。エッジからピンまで10y以内、そこから2打で100万円なのになぜそこでウェッジを持つ?アホなの?100人いたら1000人パターでしょ?合田洋なんて日本プロに勝つためにバンカーからパター使ったんだぜ。ゴルフの最大の敵は見栄。

・原西、「絶対に何があってもバンカーを避ける」素晴らしい戦略。自分を知るとはこの事。一番感心した。

・優勝したゴルゴ松本、やっぱり数々の番組に出てるベテランだから経験が出たねー。勝つべくして勝った。

・総じて、アマチュアは力入れて振りすぎ。もっと肩の力を抜いてクラブに仕事させようぜ。



 以上、自分のことを完全に棚に上げつつ。っていうか、反面教師的番組としてホントにおもしろかった。
posted by hiro at 12:02| Comment(0) | 雑文

2020年03月24日

良いダフリと悪いダフリ、続き


 18日に更新した、「良いダフりと悪いダフり」の続きっていうか、何で悪いダフリが起こるのか、良いダフリにするにはどうしたらいいかを考えないと意味がないよね。

 最初に良いダフリと悪いダフリを復習。

 良いダフリはこれ。
iron3.gif

 そして悪いダフり。
iron02.gif

 改めて見るとボールの位置とかズレててあんまりいいイラストじゃないけど、この2つを比較すると一番の違いは、

スイングの軌道(最下点の位置)である

ということははっきりしてるよね。これは、森守洋コーチの著書、「ゴルフ 誰も言わなかったプロのスイングになる極意」にも書いてあったけど、

morimorihiro.jpg

 結局はスイングの最下点がボールの前か後ろかだけの違いで、質的な違いではないのだということだ。よって、良いダフリに持っていくためには、意識を変えるだけでいいということになる。

 そして、それが私の場合、

しっかり体重移動(インパクトで体重が右へ残らないように)してスイングする

 という(今習ってる)S水プロの教えに繋がっていくんだろうな、と思った。
posted by hiro at 09:36| Comment(0) | 雑文

2020年03月18日

良いダフリと悪いダフリ


 私のアイアンの持ち球はダフりである。ダフりだけで、ちょいダフり、だいぶダフり、くそダフり、災害級ダフり、日本壊滅級ダフリ、地球崩壊型ダフリ、ビッグバン惹起ハイパーウルティメットダフり、と七色のダフりを打つことができる。ただし問題なのは、どのダフリが出るかスイングするまでわからないことと、自分では全然ダフろうとは思ってないのにダフる事である。

 そんなダフりのオーソリティである私が思うに、ダフりには良いダフりと悪いダフりがあると思うのだ。



 実は密かにダフリソムリエ(略してダフリエ)の資格まで持つ私には、常々疑問があった。ダフったのに結果がそんなに悪くない、というケースが結構頻繁に経験していた事だ。

 そう、良いダフりとは、ほとんど飛距離が落ちないし、スピンも効く。一方悪いダフりとは、飛距離が一番手以上落ちたり、二番手以上落ちたり、日本が沈没したりや地球が割れたり宇宙が崩壊するようなダフりである。




 では、何が違うのか。ダフリエとしてのプライドを賭け、必死で考えた。40秒で分かった。たぶんだけど、

ボールにコンタクトした時点でダウンブローかレベルブローにクラブヘッドが動いているなら良いダフり、アッパーブローに動いていたら悪いダフり

 ではないかと思うのだ。解説しよう。

 一般的に、いいと言われるアイアンショットの軌道はこう。

iron01.gif

 そして、悪いダフりのときの動きはこう。最下点がボールの手前で、地面に当たってからボールにコンタクトしてる。これじゃ大ショートするよね。ちなみにこれが編者の得意技である。

iron02.gif

 そして、良いダフリはこう。

iron3.gif

 良いダフリとはいわゆる「厚く入った」ってやつだということが分かる。インパクトの時、ヘッドは先に地面に当たってるんだけど、それはごくわずかな時間で、ダウンブローで打ち込んでいってるので勢いはほぼ落ちず、すぐにボールにコンタクトする。だから思ったよりも飛距離が落ちない。そしてスピンも効く。



 結局、クラブの軌道が問題なんだよね。良いダフリと悪いダフりはどちらも同じダフリだけど、スイング軌道で言えば良いダフリはナイスショットと紙一重、と言えると思う。

 というわけで、今後はダフリエとして自信を持って「良いダフリ」を打っていきたいと思った(いいのか?)。
posted by hiro at 10:31| Comment(0) | 雑文

2020年03月06日

ゴルフの怖さ


 全くゴルフとは恐ろしいゲームである。

 例えば野球やサッカーなどの場合、戦う相手がいる。相手が自分より強ければ勝負には負けるが、その時もし自分が力を出し切って負けたとすれば、それは相手が自分より強かったというだけで、何も悲観することはない。

 また、相手がいるということは「相手に合わせ」たり、「相性」というものが存在するので、勝った負けたはその時の運や相手による、つまり自分の力ではどうにもならないという事もありうるわけだ。


 しかし、ゴルフはプロの試合やマッチプレーなどごく一部の競技を除き、基本的には競う相手はいない。強いて言うなら自分である。昨日の自分より上手くなっているか。自分で練習してきたことがコースでできるか。OBを、3パットを恐れず打てるか。そういうものが(アマチュアの)ゴルフの本質だと私は思う。

 つまり全て自分で完結するだけに、ミスも勝ち負けも結果も100%自分のせいであり、技術か精神力が未熟だったということを思い知らされることになる。

 特にスイングはその繊細さ故、メンタルの作用が大きく関与し、いつもできることができない、考えられないようなミスをするということが頻繁に起こる。




 先週、先々週の「ゴルフ侍、見参!」ではまさにその怖さを見せつけられたよね。先々週は「若い頃は毎日3000球(練習で)打っていた」という高橋完(まもる)プロが、信じられないミスを繰り返し、敗北。途中からプロも何をやっているのかわからなくなってしまっているように見えた。

 先週はHDCP5の侍が初心者のようなチョロやダフリを続け、5&4と大敗。更にプロ(日下部プロ)もスイング改造のせいか、はたまたイップス気味なのか、ドライバーでチョロしたり。

 しかしあれは他人事ではない。あれこそがゴルフなのだ(私はよく知っている)。いや、あれは私だ。昨日までの、そして明日の私なのだ。

 あれを笑う人間はゴルファーではない。
posted by hiro at 17:46| Comment(0) | 雑文

2020年03月02日

ちょうどいいところ



 ゴルフのスイングって、才能のない人間にとっては本当に難しいと思う。


 才能がある、つまり体を動かすことに長けた人間なら、体をこう動かせばきちんとヘッドがアドレスした場所に戻る、あるいはこんな球が出る、さらにはバランスよく最大のスピードで振れる、という事が簡単にできる(と思う)。それも、大した努力なしで、そして頭で考えることをせずに。

 そう、最後の「頭で考えることをせずに」というのが重要で、私のような凡人いや勘が鈍い人間の場合、頭で一生懸命理屈を考え、そのとおり体を動かそうと努力し、色々工夫をし、それでもやっぱりできない、いや逆におかしな動きをしてしまうというのが通常。つまり考えれば考えるほど悪循環に陥ってしまう。

 だから、何も考えなくても、考えても、結局ヘタはヘタのまま。情けない。悲しい。

 ただし、別にそれを悲観しているわけでも絶望しているわけでもない。才能とはごく限られたほんの一握りの人しか持っていないもので、なくて当たり前だからである。



 そんなわけで私は今日も頭で考え、そこそこ工夫をし、ぼちぼち練習をするわけだが、まったくもってゴルフのスイングは「ちょうどいいところ」の許容範囲が狭いと思う。

・体の中で、動かしてはいけないところと積極的に動かさないといけないところが数ヶ所づつある。そんな複雑なことできるか!ピアノの演奏か!

・同様に、体の中で力を入れるべきところと抜くべきところが複数個あり、しかもしれはスイング中変化する。オリンピックアスリートでもうまくスイングできないのはそのせい。

・体幹の筋肉を使わないと良いスイングにならない。体幹なんて鍛えてません。

・一度ついた癖はずっと意識し続けないと直せない。そんなの無理!

・スイングに重要な動きは、やらないとダメだけどやりすぎるのもダメ。丁度いい強さ・ポジションは限られている。

・とにかく注意する点が多すぎる。100は越えるだろ。それを全部覚える?できません。

・スイング中は2〜3秒。その間に1つでも変な動きが入ったらアウト。

・形に拘るとリズムを忘れる。リズムにこだわるとどこかが緩む。緩まないようにと気をつけるとリキむ。八方塞がり。

 

 つまりだ。ナイスショットは偶然の産物。あるいは奇跡の領域。私のような凡人はミスショットでそこそこならいいと思わないといけないのだ。


 ショットのハードルを下げよう。「チョロじゃなければいい」。これを座右の銘にしよう。でも、心の底からそう思えるぐらい悟ってたら、もうとっくにうまくなってるんだよなあ。

 しかも、未だにチョロするし(笑)。
posted by hiro at 10:02| Comment(0) | 雑文