2018年06月18日

全米オープンを見て


 シネコックヒルズ。アメリカ最古のゴルフ場の1つであり、超セレブが集うニューヨーカー憧れのコース。

 しかし、コースコンディションは過酷の一言で、フェアウェイを外したら最後、良くて0.5ストローク、下手をすると2ストロークぐらいのペナルティがついてしまう。

2018usopen01.jpg

 これはもはやラフではない。放置された河川敷の中洲である。

 しかし本当に恐ろしいのはラフじゃないんだよね。どこかのウェブに「グリーンの中に砲台グリーンがある」とうまい例えがあったが、まさにそんな感じで、落とし所が極端に狭い。しかも落ちたら背丈ぐらいの打ち上げが残る。

 見ていてホントに面白かった。コースが、ではない。そういうグリーンを狙う時はプロでもプレッシャーが掛かって曲げるんだなあと。まあ風の影響もあったんだろうけど。



 期待のタイガーは出だしからつまずいて予選落ち。まだ勝負勘というか闘志というか、心技体のバランスが完全じゃないんだろう(何となく分かるようなわからないような論評である)。技術云々の問題じゃないような気がする。まあ私がタイガーの技術について語れるはずもないし。

 松山は耐えに耐えて予選は通ったものの、3日目で終了。その3日目、4パット2回っすか。あれだけ地道に基礎練習しててもやっぱりパットは水物なんだよね。

 そのパットについてはインタビューで面白いことを言ってたね。青木さんに4パットのことについて聞かれると、「ミスしていないのに入らないんですよね」とのこと。自分では思い通りのところに思い通りの強さで打ててた。でも入らない。曲がりそうで曲がらなかったり、今度は曲がったりって感じか。

 実は松山のラウンドは3日目までしか見てないんだけど、松山のパットはちょっとポワナのグリーンに対しては強すぎるんじゃないかなと思った。ただし、オーガスタみたいに流し込むジャストタッチではもっとダメで、ちょっと強め、ただし強すぎないという絶妙なタッチが要求されるんじゃないかなと。つまり1mでもまっすぐ強めにドン!ではなく、50cmオーバーするぐらいのタッチというか。まあ私が松山のパットについて語るのもおこがましいんだけどね。

 最終日は4アンダーと気を吐くも10オーバー16位タイで終了。やっぱりメジャーに届かない理由パットなんだろうなあ。


 優勝はブルックス・ケプカ。地味なプロだけどなんと2連覇である。しかもアメリカツアー3勝のうち2つがメジャーってすごいね。ちなみにケプカはダンロップフェニックスでも一昨年、去年と2連覇してる。2連覇男かよ。



 しかし、今年の全米オープンはタイガーやケプカが霞んでしまうようなことをミケルソンがやらかした。そのあまりに驚くべき事件についてはまた日を変えて。
posted by hiro at 18:10| Comment(0) | トーナメント

2018年06月08日

またお前か。


 昨日のラウンドの報告、の日なんだけどそれどころではなくなった。タケ小山プロ風に言うと「事件です」だ。



 まずは日刊スポーツの以下の記事をご覧いただきたい。

日本ゴルフツアー機構(JGTO)の青木功会長(75)は6日、永久シード選手の片山晋呉(45)に対して懲戒・制裁委員会で処分を検討すると発表した。

 報道関係者へのファクス内容は以下のとおり。



 謹啓 時下ますますご清祥のこととお慶び申し上げます。日頃より、弊機構の活動に関しましてご理解とご協力を賜り、誠にありがとうございます。

 さて、去る5月30日に開催されました日本ゴルフツアー選手権森ビルカッププロアマ大会におきまして、参加されたご招待客が、片山晋呉プロの応対に対し不愉快な思いをされ、プレーの続行を断念されるという事態が生じました。

 弊機構は、選手が守るべき準則として「プロアマトーナメント重要性に鑑み、プロアマトーナメントに出場する同伴アマチュアに不適切な対応をしたり、不快感を与えるような態度をしてはならないこと」を明記し、その違反を懲戒・制裁事由の1つと定めておりますので、今回の件は極めて深刻であると受け止めております。

 つきましては、すでに当事者からの聞き取りは済ませておりますが、さらに聴取対象の範囲を広げ事実関係の認定を行うとともに、それに基づき、片山プロに対する懲戒・制裁の要否等を決定したいと存じます。また、弊機構の指導体制や管理規定、本件発覚後の対応等に問題がなかったかという点についても検討を進めたいと存じます。さらには、選手会と一体となって、早急に再発防止策を講じるとともに、選手の意識改革の進めなければなりません。

 そこで、下記の通り今後の対応方針を定めましたので、ご報告申し上げます。なお、この進め方につきましては、昨日開催された選手会の臨時理事会にて承諾を得ております。

 末筆ながら、ご不快な思いをされたアマチュアの方はもちろん、森ビル株式会社様をはじめ関係者の皆様方に、この場を借りて深くお詫び申し上げます。本件が、プロアマトーナメントの改善につながる契機となるよう選手と一丸となって努力して参りたいと存じますので、今後ともご指導ご鞭撻のほど宜しくお願い申し上げます。謹白

1 弊機構の野村修也参事(中央大学法科大学院教授・弁護士)と外部弁護士からなる調査委員会を設置し、本件の経緯及び内容、さらには弊機構の事前指導や事後対応の問題点等を調査し、概ね2週間程度でその結果を公表いたします。

2 6月中に懲戒・制裁委員会を開催し、片山晋呉プロの処分の要否及び内容を決定いたします。

3 概ね1か月以内に、弊機構の規定等の改正を含む再発防止策を講じます。

4 概ね1か月以内に、選手会とともに、プロアマトーナメントに対する選手の意識改革を進めるための種々の方策を決定し、順次実施に移します。以上


(赤字は編者による変更)


 つまり先週開催された日本ゴルフツアー選手権のプロアマで、片山晋呉と同組になったアマチュアがプレーを途中でやめるぐらい不愉快な気持ちになったということだ。スポンサー、お客さんの代表であるプロアマの招待客が途中でプレーやめるって、そりゃ事件だよね。

 片山プロのマイペースぶりは以前から指摘されていた。トーナメントの4日目最終ホールに「本日の主役」というタスキを掛けて上がったり、せっかく出場権を得たジ・オープンを2年連続辞退してR&Aの逆鱗に触れたり、奇抜な服装(本人はかっこいいと思っているのかもしれない念の為)で話題になったりと枚挙にいとまがない。前述のタケ小山氏も「彼の噂は良くない。(彼の周りでは)色々問題がおきます」と言っている。


 今回、ゲストそっちのけで練習してたとか、ゲストがホールアウトしていないにもかかわらず同じグリーンでパットの練習してたとか、ゲスト3人が次のホールのティグラウンドに移動してるのに前のホールのグリーンで練習し続けてたとか、そこへ呼びに行っても「まだ前が詰まっているから」と言って動かなかったとか、色々と言われているようだが、実際にどんな言動をしたのか、ゲストとどんなやり取りがあったのか、詳しい事実確認はできない。いずれ出てくるだろうけど。

 ジャンボ尾崎プロが作った悪しき伝統(強くて客を呼べればワガママが許される)が・・・という人もいるが、そんな単純な問題ではない。日大アメフト部の事件と同じく、日本のスポーツ団体が抱える構造的な問題である。スポンサー(=電通博報堂というラスボス)が牛耳る巨大利権の絡みが、日本のスポーツを根っこから腐らせているのだ。


 だからと言って片山晋呉がやったことを正当化はできないけどね。男芸者をせざるを得ないのは自分たちの努力不足だということをはっきり自覚しないと、ただのバカ。
posted by hiro at 17:57| Comment(0) | トーナメント

2018年06月04日

練習に行けないので


 右手の具合は1日5%づつ回復という感じで遅々として進まず。握力はまだ4割ぐらい(左40、右17)だし、特に手首が痛くて曲げられないのが地味に不便だ。たぶんTFCC損傷だろうな。安静にしてないと治らないやつ。そんなだから練習も自粛中。あーつまらん。

 で、昨日は薄暮も行かずに(まあたまたま仕事の用事もあったんだけどね)、ずっとテレビ見てた。テレビっ子世にはばかる(意味不明)。


 日本男子ツアーはツアー選手権@宍戸ヒルズ。あのセッティングは我慢比べだよね。ボールストライカーというかショットメーカーというか、とにかく曲がらない選手が有利。で、まあ時松の優勝だろうなあと思ってみていたら上がり2ホールボギーで逆転負け。36歳の市原弘大が初優勝。最後のチップインバーディはずっと真面目にゴルフに向かい合ってきた彼への神様からのご褒美だったんだろうね。とにかくおめ。



 女子の試合(ヨネックス)は何故か録画できていなくて、残念ながら見れず。こちらもベテランの大山志保(41歳!)が勝った。2年前にオリンピックに出場してるぐらいだから地力はあるものの、故障でだいぶ苦労してたみたいだよね。故障で思うようなゴルフができない辛さはよく分かる。いや、俺の場合は故障してなくても思うようなゴルフできないんだけど。



 アメリカ男子ツアーはジャック・ニクラウス主催(?)のザ・メモリアル・トーナメント。分厚いフィールドで見応えがあったんだけど、長丁場の中継でどうしても早送りしながら見てしまう。松山とタイガーのプレーを中心に。松山は気合い入りすぎてちょっと空回りって感じだったね。タイガーも随所にらしいプレーはあったんだけど・・・っていうか、まだ全部見てないのでコメント不能。誰が勝ったかも知らない。だから言わないで。

 デシャンボーってなぜかわからないけど応援する気になれないんだよねー。顔が嫌いなのかなあ。同じように、スピースは好きだけどジャスティン・トーマスはイマイチ。まあどうでもいい話だけどね。


 アメリカ女子ツアーは全米女子オープン。私の大好きなアリア・ジュタヌガーンが勝った。後半ハラハラし通しだったけどね。畑岡奈紗な善戦するもイーブンパー10位タイ。二桁アンダー出せる2人が規格外なんだろうけど、トップとの差はまだまだ大きい。



 ところで、全米女子オープンは6732y、ヨネックスレディスは6422y。レギュラーティとフロントティぐらいの差があるね。一方、男子は宍戸ヒルズが7384y、メモリアルのミュアフィールドが7392y。こちらは一緒ぐらい。総距離だけを比較してもあんまり意味ないけど、国内の女子ツアーのセッティングぐらいだったら普通にラウンドできそうだね(あくまで距離だけの話ね)。
posted by hiro at 20:15| Comment(0) | トーナメント