2017年11月20日

ダンロップフェニックスとエリエールレディスオープン


 男女ツアーはいよいよ賞金(女)王争いが佳境。

 ダンロップフェニックスとエリエールレディスオープンの両方見たけど、女子の試合のほうがだいぶ面白かったのは何でだろう。松山が優勝争いしてなかったからかな。


 以下、感想。

 松山が試合でホールインワン1度もしてなかったのは意外。彼のあんな笑顔始めてみた。しかし、どこかのティグラウンドでトーナメント名の入った立て看板に腰掛けてるのを見て「あ、またこんなことしてる・・・orz」と思った。先輩なんだしキャディの進藤くんが注意すればいいのにね。

 ケプカ別次元。20アンダーを目標にしてたように見えたけど、17番を終わって18アンダー。そこで18番できっちりイーグル取ってくるんだもんね。2打目のアイアンは鳥肌立った。あの状況であのショットが打てないとメジャーに勝てないってことなんだろう。

 結局上位4名が外国人。2位タイにはシニアツアーで活躍するP,マークセンの名前も。以下、松山、今平ときて9位タイに小田孔明、11位タイに池田勇太と岩田寛と武藤俊憲。その下に大堀裕次郎、片山晋呉、宮里優作と続く。マークセンにはるかに及ばない日本レギュラーツアーの面々。

 まああのラフだと技術だけでなくパワーも必須なんだろうなあ。ぬるま湯日本ツアーの結果の1つなのかな。あと、フェニックスのグリーンは難しいもんね(回ったことないけど)。

 今回、最終日の放送には石川遼の名前も姿もまったく映らなかった。せっかく久しぶりに予選通過して最終日アンダーパーで回ったのにね。まあ裏街道(10番スタート)っていうのもあっただろうけど、ここまで無視されるとちょっとかわいそう。ここ何回かのトーナメントでは石川遼メインで中継してたはずなのに。手のひらを返すとはこのことか。

 まあ松山はダンロップのホストプロだし、そういう力関係もあるんだろうね。
 

 一方のエリエールレディス。申ちゃん強かった。安定感とマネジメントで差が出たように見えた。典型的だったのが17番のパー5。

 申ちゃんの前を行き申ちゃんを追いかける鈴木愛・東浩子はそろって2オンできず(2人ともグリーン狙ったよね?)、アプローチも寄せきれずパー。同組の上田桃子も奥のバンカーへ入れてしまいパー。

 逃げる申ちゃんは安全にグリーンの広いサイドに2オンさせ、余裕を持ったバーディ。もちろん「あわよくばバーディ、最悪パーでもいい」と思って打つ申ちゃんの2打目と、「最低でもバーディ、できればイーグル」と思って打つ3人とはプレッシャーのかかり方が違うのは分かるけどね。


 結局、プロでも技術よりも心のあり方のほうが大事ってことなんだね。
posted by hiro at 11:12| Comment(0) | トーナメント

2017年09月30日

+6


 NHKで中継してたのでご存じの方も多いと思うんだけど。昨日の日本女子オープンで恐ろしいものを見てしまった。
 
 それは2日目の7番ホール。そこまでこの日2バーディ、通算6アンダーでいい位置にいた葭葉ルミ。ちなみに編者は彼女が大好きである(理由は伏せる)。

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 ティショットを左のバンカーに入れ、2打目はレイアップ。しかし奥のピンに向かって打った3打目が大きすぎ、ピン奥のバンカーに。

 ピンはバンカーを越えてすぐのマウンドの上。4打目はハーフシャンクして出ず。5打目はショートして出ず。6打目もハーフトップで出ず。7打目で出すも、ボールはグリーンの反対側(花道)まで転がり落ちる。8打目で寄せるも、パット入らず10打でフィニッシュ。



 注釈。いつも言ってることだけど、彼女をバカにしようとか叱咤しようなどという意図は微塵もない。彼女のようなトッププロでさえ、まるで突然エアポケットに入ってしまったかのように調子がおかしくなるというゴルフの怖さについて考え、他山の石としたいと思っているだけである。



 さて、もう一度彼女のプレーを振り返り、考察してみたい。

 ティショットがあごの高いバンカー。これは仕方ない。2打目をレイアップ。これも問題ない。

 3打目のグリーンオーバー。これが全てだったと思う。彼女がどんな気持ちで打ったかわからないけれど、ここのグリーンはとんでもない起伏があり載った場所によっては3パットの確率が高くなる。恐らくだけど、できるだけ近くに寄せてダボは避けたい、あわよくばパーを拾いたい、そう考えたのだと思う。

 それはプロとしては当然だし、選択肢としては間違っていないと思う。ただ、「オーバーしてバンカーに入ったらダボ、トリプルもありうる」というリスク管理ができていなかった可能性は高いんじゃないかなと。

 それと、彼女は2日間通じてここまでノーボギー。「このままノーボギーで行きたい、流れを悪くしたくない」という気持ちもあったのではないかと思うんだよね(私の勝手な想像だけど)。だから、ポジティブになりすぎて奥のピンに突っ込んじゃったのかもしれないなあと。

 これは私もよくやるんだけど、たまたま(100ラウンドに1回ぐらい)パーが何ホールか続いたり、パープレー前後で回ってたり(10000ラウンドに1回ぐらい)すると「ボギーを叩きたくないという邪(よこしま)な気持ち」が出ちゃうんだよね。で、ショットよりもスコア(結果)に気がいって崩れる。

 でも、「そこまでパープレー」とか「そこまでノーボギー」というのは次の一打にはまったく、何の関係もないんだよね。淡々と、ニュートラルにショットに集中することが大事であって。

 だから、今回の彼女の場合(もし3打目でピンを狙ったとしたら、だけど)バンカーの大叩きが+6の原因ではなく、すべての元凶は3打目のミスショットだと思う。まだ2日目だし。




 でもね、机の上でいくらこういう屁理屈並べても、実際のラウンドでは同じようなことしちゃったリ考えたりしちゃうんだよねー。「もうボギー叩けない」とか「ここでパーなら30台」とか「めったに出ないパープレー目前だから」とか。

 そこでダボでもいい、いや全力でダボを取りに行く(私の場合)。するとダボでも次のホールまでにリセットできるような気がする。こういうことができるのが「強いゴルファー」なんだろうなあ。

posted by hiro at 12:09| Comment(0) | トーナメント

2017年09月19日

サラブレッド


 父親は「怪物」と呼ばれ、一世を風靡したプロゴルファー。母親もプロゴルファー。その遺伝子を受け継ぎ、同じ世界で頭角を現す。女子プロの中でも飛ばし屋。

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 そりゃあ期待されるよねえ。いつ優勝してもおかしくないとか、ゴルフ界のサラブレッドとか、大器とか。そのプレッシャーは我々凡人には計り知れないものがあったと思う。

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 そんな彼女が、プロ3年目にして勝った。底力を感じさせる、最終日64(8バーディノーボギー)での逆転劇。今までは良いところまで行っても最後の9ホールで競い負け、というか自滅するようなイメージだったから、最後までハラハラしながら見れた(笑)。

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 川岸史香プロ、おめでとう。これからどんどん勝って、勝みなみ、鈴木愛、渡邉彩香などとともに日本を代表する女子プロゴルファーとして活躍してください!



 でも、彼女を見てて思うけど、「飛ばし」っていうのはやっぱり努力よりも遺伝子の力の方が強いのかなあと。よく言われるように「ドライバーの飛距離は生まれつき決まっている」と言うのは正しいのかもしれないなあと。

 だとしたら、自分の力(飛距離)を120%に伸ばすことよりも、安定して100%に近づく努力をする方がいのかなあと思ったり。でも、そう考えると、えてしてコースでは90%で満足しちゃう事になりがちなんだよね。すると2年目には81%、3年目には73%・・・とどんどん飛距離が落ちそうで怖いし。

 基本は100%、ケースバイケースで80%と打ち分けられれば良いんだけど、そこまで器用じゃないしなあ。まあ、いずれにせよ練習せんとあかんなあといつもの結論に落ち着くのであった。



 蛇足。LPGAの彼女の写真。

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 もう少しいい写真を使ってあげてください。証明写真じゃないんだから。
posted by hiro at 10:33| Comment(0) | トーナメント