2020年06月17日

スマートなゴルフ


 えー今日の日記は完全に自分に言い聞かせるために書いてます。よって異論は認める。



 スマートなゴルフ、と言っても痩せた人のラウンドでもドイツのコンパクトカーのことでもない。スマートつまり頭が良いゴルフとは何か考えてみた。

 いきなり結論から書く。スマートなゴルフ、それは突き詰めると、

次の1打のことを考えてからショットする

に尽きるんじゃないかと。



 例えばティショット。絶対にパーを取りたいというレベルのゴルファーなら別だけど、18ホール中いくつかボギーが出ても全然問題ないつまり平均スコア80から95ぐらいまでのゴルファーなら、ティショットの絶対条件は「2打目が普通に打てる場所に打つ」である。

 逆に言うと、チョロとOBさえ打たなければいいのだ。200yしか飛ばなくても、フェアウェイバンカーに入っても、深いラフへ入ってもボギーは狙える(確率は下がるけどね)。そう考えると、1mでも飛ばしてやろう、できるだけグリーンに近づけようと考えるのがどれだけナンセンスかわかる。それは例えるなら、20mのパーパットを強気で入れにいくようなもので、ダボの確率がぐんと上がってしまう。

 でも、20mのパーパットを入れに行く愚は理解できても、ティショットでギャンブルする愚にはなかなか気づかないんだよね。



 例えばパー4の2打目。いつ・どこから・どんなときでも2オン狙いをする愚は同じく理解できても、バンカーを避ける、グリーン奥を避ける、ショートサイドを避けるということを徹底している人は少ない。なんとなくピンを狙ってしまう。

 GPSやレーザー計測機でピンまでの距離を測っている君(私)、その行為が無意識にピンを狙う精神状態を作ってしまってませんか?と。バンカーから100%脱出できますか?やさしいアプローチやロングパットと同じ精度でバンカーショット打てますか?ニアサイドから寄せワン取れますか?

 だから、とりあえず乗せる、ミドルアイアンなら花道を狙う、奥へは絶対にこぼさない、手前のピンでもセンターを狙う。ユーティリティ、フェアウェイウッドでグリーンを狙う?10年早いよね(もう一回書きますが自分自身に言い聞かせてます、念の為)。

 もちろんピンを狙わなかったらバーディは取れない。バーディはゴルフのロマンであり勲章であり手の届くアイドルである。だから狙う気持ちはわかる。でも、1つのバーディを狙うせいで5つダボを叩いてない?だから100(90・80)を切れないんじゃない?

 冷静に考えよう。君(私)のパーはHDCPを足したその数なんだよ。その数だけ、ボギーがパーなんだよ。コースが決めたパーはスクラッチプレイヤーのもので、それに無理に合わせる必要もないし、そもそも君(私)には何の関係もない数字なんだよ。




 例えばパー5の2打目。2オンを狙うのはよっぽどいい条件かよっぽど調子がいい時に限られる。そして、大きなミスをしてもパーで上がれる公算が高い場合。

 しかしそんな事は例外で、パー5の2打目はもっともスマートさが求められるショットになる。次のショットで短いパー3になるのか、やさしいパー3になるのか、それとも大ピンチになるのかが決まるからである。

 一般的に、パー5の3打目地点には罠が待ち構えている。フェアウェイが絞られていたり、転がってラフに入るようになっていたり、ハザードがあったり、絶対に入れてはいけないバンカーがあったり、OBがあったり。それらの罠をどう攻略するのか。ゴルフ頭の善し悪しが一番問われる場面だ。

 残り250yという距離には無限の組み合わせがある。一番バカなのは、飛ばせるだけ飛ばしておいて中途半端な距離を残してしまうパターン。バンカー越えすぐのピンへ残り40yとか。40yだと狙っちゃうよね、ピン。で、数ヤード足りず(あるいはダフって)バンカーに入れて、1発で出ず、次にホームランして、次でやっと乗せて2パットでトリプルボギー(私)。

 170y(6アイアン)+80y(ウェッジフルショット)でもいいし、150y(7アイアン)+100y(アプローチウェッジフルショット)でもいい。いや、もっとよく考えたら140y(8アイアン)+115y(PW)のほうが簡単じゃん。5yオーバーするけど。





 例えばアプローチ。プロや上級者は、あなたが考えてるより数倍数十倍練習してる。だから普通に打って普通に寄るのだ。寄るのが当たり前じゃない。水面下で必死で水をかいてるから水鳥は前へ進んでるんだよと。それを理解しないで58度でタップインの位置に寄らない、なんて考えるのはやっぱりスマートじゃない。

 しかも、プロでも3回に1回寄せワン失敗するんだから。だから君(私)が考えるのは、いかに短いパットを打てるかではなく、いかにやさしいパットを打てるか。つまりできるだけ曲がらない上りのパットを残すようなアプローチだよね。

 斜め下、つまり上りで、どちらかに切れるラインのアプローチ。突っ込んでオーバーは最低(下りのパットが残るからね)。でも、ラインを読みすぎて(いわゆる)プロサイドを狙いすぎてない?それだとオーバーしたら下りのブレイクライン、ショートしてもブレイクライン、距離ピッタリでも下りのパットになるんだよ。

 だからここはラインをあまり考えず、ピンをまっすぐ狙うか、大胆に薄いラインで打つ。それだとチップインは絶対にないけど、高い確率で上りのまっすぐに近いラインが残る。

 最初からカップインしない場所を狙うアプローチは勇気がいる。でも、10回に1回入りそうになるけど3回に1回しか寄せワン取れない人より、あんまり寄らないのに結果的に寄せワンが多い人のほうが絶対スマートだよね。それに、10回に1回入りそうになってもそれはまぐれだから。それを見て上手いなんて誰も思ってくれませんから。





 例えば寄せるパット。「寄せるパット」とは「入れるパット」ではないパット。当たり前だ。だったら入れるパットはどれぐらいの距離まで?私の場合は、自信を持って狙える(入れられる、ではない)のはせいぜい1.5mぐらいまで。

 つまり、2mも5mも10mも「寄せるパット」なのだ。10mなら距離合わせるよね。ブレイクよりも距離感。そして下りはできるだけ残さない。2mもそれと同じ。上り2mを入れに行って1mオーバー、返しがへろっと外れて3パット。それが50cmでも下りのパットは嫌だ。

 これは、保険をかけるとか消極的だとか、2mを「入らなくてもいいと思って打つ」という意味ではない。2mでも、もし外れたときに3パットになるような可能性がないことを頭の片隅に置いてから打つということ。つまり考え方の問題。




 こういう、重箱の隅を突くような思考でやっと平均スコアが1打、2打違ってくるが、そういうゴルフが面白いかというとまた話は別。でも、波乱万丈・猪突猛進のゴルフで大叩きするより、つまらないゴルフでいいから70台を出したいと思う。
posted by hiro at 18:56| Comment(0) | 雑文
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