2019年07月28日

矛盾と欲


 以前にも同じようなことを書いたと思うけど・・・

 ゴルフは矛盾のゲームだと言われる。力を抜いたほうが飛んだり、左を向けば向くほど球が右へ飛んだり。でも、最大の矛盾は、

良いスコアを出すには、(逆に)スコアのことを考えて回ってはいけない

 ということに尽きるんじゃないかな。




 まあ考えてみれば(考えなくても)当たり前のことで、パーやバーディは単なる「結果」であり、ラウンド中の「目的」は、狙ったところに正確に球を運ぶ、だ。

 正しい戦略を立て、正しいスイングをする。プレイヤーが考えるべきなのはそれだけなのだ。どこへ飛んで行った、いくつで上がったという事は、投げて出るサイコロの目のようなもので、コントロールできるものではない。


 それなのに、コースへ出てしまうと、そんなアタリマエのことをすっかり忘れ、

「まっすぐしっかり芯に当てて転がそう」ではなく「このパットを入れたらパーだ」

とか、

「バンカーからは脱出最優先」ではなく「ワンピンに寄せたらまだパーのチャンスが残る」

とか、

「つま先下がりの深いラフ、難しいライだから花道を狙おう」ではなく「何が何でもグリーンオンさせてパーだ」

とか、

「フェアウェイキープしよう」ではなく「バーディを取るためにはできるだけ飛ばして2打目を楽に打てるようにしたい」

とか考えてしまう。

 ティグラウンドに立ってる段階からスコアのことを考えてどうする?ねえ、アホなの?バカなの?



 つまり「スコアに対する欲」を出しすぎて大叩きしているのだ。謙虚さを忘れ、自分の力を過信してしまう原因は傲慢さではなく、いいスコアを出したいという欲に取り憑かれているからなのだ。

 良いスコアを出したいではなく、その都度正しい判断をすること。それが、スコアをまとめる最大の武器になる。
posted by hiro at 10:13| Comment(0) | メンタル
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