2019年07月23日

2019年度キャプテン杯決勝(3)


 やっと昼食。しかしここでもインターバルは1時間15分。うんざりだけど仕方ない。軽い昼食をとり(お腹いっぱい食べるとスイングにも自律神経にも悪影響が出る、ということを3年前の競技で教えてもらった。その代り、ラウンド中におやつを食べるのだ)、30分ほど委員のT林さんのお話を聞き、再び練習グリーンへ。

 和気藹々と喋りながらパッティング練習する者。一人黙々とボールを転がす者。しかし私は違う。1ラウンド終了し、食事をし、1時間弱座り続け、体は副交感神経が優位になっている。つまりぼんやりしているのだ。そんな体に活を入れるため、十分なストレッチをする。涙ぐましいセコさであるが仕方がない。そんな事でもしないと猛者たちと戦えない若輩者で臆病者で虚弱体質なのである。

 最後の5分だけパッティングをし、勝負の竹コース、いよいよスタート。



 復習しておくと、私の場合、竹で難しい(パーが取りにくい)のは2番、3番、4番、6番、7番、9番。つまりフツーにラウンドしたら42がせいぜいなのだ。つまり目標の41でラウンドするためには、その難しい6ホール中で1つはパーを取らなければいけない。え、他のホールでバーディ取ればいいじゃんって?バーディを取る、なんて考えた時点でダボになりますから。これは謙虚なのではなく現実である。

 パーが欲しい1番、420y打ち下ろしのパー4。ティショット右ラフながらまずまず、2打目165y打ち下ろし、奥は難しくOBが浅いので花道狙いで7アイアン軽め。うまく打ててグリーンまで5yほどの花道へ。ピンは奥。ライが良いので、50度左一本足打法で、フックすると思ってピンやや右を狙う。うまくコンタクトできたが、球はピン左へ。

 しかし何ということでしょう。ボールは軽く右へ曲がっていき(笑)、そのままカップイン。チップインバーディ。今日一番のラッキーが出た(その6)。

 2番。先週ピンを狙ってトリプルボギーを叩いた轍を踏まないよう、今日は1番手落としてく花道狙い。しっかり素振りをし、ルーチンを完了し、いざ打とう、と思ったらボールに虫が。追い払うのに5秒ぐらい掛かる。

 ここはいったん外してもう一度素振りからするべきだった。しかしオナーだし、前の組はグリーンを開けて待ってくれている。これ以上待たせるのは悪い(そう、私、すごく気が小さいんです)。そう思い、ろくにルーチンもしないままショット。思い切りダフってボギー谷(グリーンの横の窪地)へ。ってこれ、おもいきりいいわけだな。

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 やっちゃったことは仕方ない。ボギーで上がれる可能性はまだある。ボギーなら良しだ。2打目地点、ピンまで16yぐらい、ボールのライは悪い。直接グリーンに落とすと反対側まで転がり落ちる(砲台しかも馬の背っぽいグリーンで左右の幅が狭いのだ)。

 スピンを掛けるような腕もなく、グリーン上に止める距離感もない私はワンクッションでグリーンに転がしあげる作戦に出た。9アイアンで。完璧にうまく打てた!と思ったけど1yキャリーが足らず、さらにボールは思った以上にラフに食われて乗らず。3打目も寄らず、パットも入らず、ダボ。ここはいつも鬼門なんだよなー。

 しかし1番のチップインバーディがあったお陰で、2ホールで1オーバー。目標通りじゃないか。気を取り直して次だ。しかし、一度悪くなった流れは止まらない。

 3番左ドッグレッグパー4。ティショットは思い切り右へ。OB杭まで2mのベアグラウンドへ。幸いなことに湧き水のせいでカジュアルウォーター扱いにできた。ましなライにドロップ。しかし、前方には大きな木が二本生えていて、10y先の左と50y先の右の木の間にグリーンが。

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 この画像を見たらよく分かる。無理に決まってるよね。プロじゃあるまいし。120%レイアップだよね。でも、なぜか「近くまでは持っていける」なんてアホな判断をしちゃうんですねーバッカですねー傲慢クソ野郎ですねー。

 ユーティリティを強振。まあ当然のように右の木に当て、ボテッと木の横に。ここでやっと自分がバカなことをしでかしたことに気づく。このホール、レイアップしてボギーでもまったく問題なかったのに。

 つまり、「ダボ叩いたけど1番2番の2ホール合計で1オーバーだから想定内だ」と口では言っても、本当は「せっかくバーディ発進だったのに、ダボなんて叩いてしまった。このホールで取り返してやる」と心の中では考えてたんですな。救いがたいおバカさん。

 3打目、7アイアン、まあこういうときのショットはえてしてミスになるよね。右奥へこぼす。4打目下り傾斜のグリーンに対しウェッジショット、ちょっと強く入って5mのパットが残る。やっぱりというか当然というか、外してダボ。連続ダボ。

 ・・・・と思ったけど、hiroくん頑張った。薄め強めで、気合のパット!カップ真ん中から入った!スーパーウルトラ(ミラクル)ナイスボギー(自分で言うな)。


 あとから思えば、このパットが分水嶺と言うかこの日のクラッチパットだった。この後、俄然流れが良くなる。


 4番、558y、グリーン手前まで打ち上げのパー5。実質600y弱。ティショットはこの日最悪の引っ掛け、左OB方向へまっすぐ。99%ダメだ、と思ったら木にまともに当たってラフへ戻ってきてくれた。150yしか飛んでないけど超ラッキー(その7)。

 2打目、やや沈んだライからユーティリティで。うまく打てた。190y。3打目残り220y、打ち上げを入れて240y。3オンの確率は1%以下だろう。5アイアンでレイアップ。ちょっと当たりは悪かったけど想定内。そして4打目、100y打ち上げ。PWで頭を残すことだけを考えてショット。手応えはよし。あとは距離だけだ。

 グリーンへ上がってみるとピンハイ5mにオン。ここまで上手くいくと、このパットも外れる気がしない。のぼりややフック、今度も強め薄めで。思い通りのラインを描き、カップに沈む。ハイパーウルティメット(ミラクル)ナイスパーだ!!


 教訓。やっぱり勝負するよりレイアップしたほうが結果がいい。それはきっと心の問題なんだろう。


 難しい4番をパーで上がり、5番ホールは一息つけるまっすぐのパー4。ここで、ドライバーが覚醒する。トップからの切り返し、左足の踵を下ろすことだけを考えでスイングするのだ。そしたらオートマチックにヘッドが降りてくる。

 ティショットは240yまっすぐ。2打目6アイアン、ダフるもエッジから2mに。ピンまで20y、ユーティリティで転がし、1mのパットを沈めてパー。ユーティリティ転がし成功率100%だぜい!(3/3)。同伴競技者のT林さん(HDCP3)が褒めてくださった。嬉しい。


 そろそろ体は限界に近いが、ここからきさいちのアーメンコーナーだ。最難関、40y打ち下ろしのパー3と左90度ドッグレッグのパー4。この2ホールを2オーバーで切り抜ければ、目標達成が見えてくる。inゼリーのバッタモン(amazon.com)で栄養補給し、オラに元気を分けてもらう。


 パーなんかいらない、ボギーでいい(でもダボは絶対ダメだ)と自分に言い聞かせながら、6番のティショットは4アイアンで。引っ掛けて左OBだけはダメだ。でも左を怖がって大きく右へいくとダボもある。怖がらず、4アイアンで捕まえにいく・・・も、やっぱり怖かったんだろう。出球は良かったけれど、左へ曲がらずまっすぐ。グリーン右手前のグラスバンカーに。

 2打目、ほんの少し左足下がりだけど球はラフに浮いている。これならピッチショットが打てるかも(←「かも」と考える時点で駄目だよね、そんなショットを選択したら)。フェースを開き(ボギーでいいんだからら普通に乗せるだけにしとけ)、コックを使い(頼むからやめとけって!)、ふわっと上げるイメージ(無理だって!!!)で15yのアプローチ(ダメーーー!!!!)。

 さくっ!という音は聞いた。球は?上にはない。低くまっすぐ出てる。あかん、大オーバー・・・?と思ったらピン奥3mに止まった。

 解説しよう。ダルマ落とし的にコンタクトし、ヘッドスピードが足りなかったので高く上がらず、逆に柔らかく出ていわゆる「死んだ球」になり、完璧に結果オーライになったのであった。ラッキーその8だ。そして、このパットも奇跡的に入って超結果オーライのパー。相変わらず綱渡りである。
 


 7番、私的にきさいち最難関ホール。RPGで言えばラスボスである。ついに対峙する時が来た。この緊張感と高揚感、これこそが競技の醍醐味だ。

 先週も書いたとおり、230y以上飛ばし、かつ200y先の30y間に打っていかなければいけない。おまけに右は即アウト。左はボギー谷。上級者にとっては簡単なことかもしれないが、私の腕では90点以上のドライバーショットが要求される。

 でも、ボギーでもいいとは言え、ティショットからミスを恐れて刻むという選択肢はない。ここは自分の勇気と向き合う試金石といえるホールなのだ。

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 そのティショット。たまたま私がオナー。緊張感は最高潮。でも、5番ホールで覚醒したドライバーショットがある。怖がらずに振り抜くのだ。勇者hiroよ!

 カシッ!かいしんのいちげき!やや低めの、ごく軽いフェード。ボールはカート道のやや右、240y地点のラフへ。ラスボスに対する先制攻撃としてはこれ以上無いショットだ。

 2打目、残り200y打ち上げ、軽いラフからということを見越してユーティリティで。ややヒール寄りの当たりでグリーンに届かず。思いきり振れなかった。ちょっと合わせにいっちまった。

 3打目は花道から25yのアプローチ。今年に入って練習している、50度ウェッジの左一本足打法でちょうどの距離だ。打ち急がず、しかし緩まず。練習通り打てた!ちょっと強いか・・・?いや、スピンが効いてホールに向かっている。ラインも出た。まさか?

 ボールはカップの10cm横に止まった。ただミスしたくないという気持ちで打っただけなので純粋に偶然である。ここへきてこんなラッキー(その9)が起こってくれるなんて。タップインパー。ラスボスを倒した!



 これで5連続1パット、2オーバー。しかし実は、竹コースはここまでパーオン0回なんだよね。どれだけ(偶然の)アプローチとパットに助けられてるかってことだ。



 さて、ラスボスは倒したが、まだ終わったわけではない。あと2ホール、そこでスカタンをすれば水の泡。最後にやらかすのは私の得意技。ここからは気力だけを武器に戦っていく。

 8番、556y。打ち下ろしまっすぐのパー5。ティショット、左へ引っ掛けないよう、リキまないよう体重移動だけで打っていく。良いショットが打てた。しかも、フェアウェイ右サイドのカート道に着弾し、大きく前へ跳ねる。もうなんかツキまくってて怖いんですけど(ラッキーその10)。

 2打目、240yなだらかな打ち下ろし。「ここからなら2オン狙えるね」とT林さん。「いえいえ、さすがに無理ですよ」と私。4Wで、あえて軽めに、楽に打つ。でないと絶対にリキんでとんでもないミスを出すのが私である。

 すると、手ごたえ、球の高さ、軽いフェードの弾道、そのどれもが今年一番、いや10年に一度の会心。ひょっとしたら・・・・手前のダウンヒルでうまく跳ねてくれたんだろう(ラッキーその11)、ボールはグリーンの一番手前にオン。2パットでバーディ。ちなみにイーグルパットは80cm左へ曲がり、この80cm、この日一番緊張したパットだった(笑)。


 最終ホール、池越え390y打ち上げパー4。ティショットさえ失敗しなければボギーでは上がれる。ボギーでいい、いやむしろボギーを取りにいこう、なぜならここで調子に乗ってパーとかを狙うと7とか8を叩くののが私だからだ。

 ティショットフェアウェイ右、2打目ユーティリティで右バンカー。はい来たバンカー。大叩きへの落とし穴。30y近いバンカーショットだけど、とにかく思いきり振って脱出第一!頼むから出てくれ!ちょっと厚めに入るも、なんとかグリーンオン。ファーストパットは1mオーバー。

 最終ホールのパットは強めに、と宇賀神さんは言ってた。緩んだパットで入れるより強気で外すほうが悔いが残らないと。ピンにぶち当ててナイスボギー。



 戦いは終わった。

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 グロス119(11オーバー)、ネット104(4アンダー)、フルバック27ホールのベストスコア更新。特に後半18ホール、7021yパー72を38・38で回れたのは奇跡に近い。そして結果は・・・


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 3位でした。ありがとうございました。


 優勝者はHDCP11の予選トップの人でネット7打差(54ホール)。2位の人とはネット6打差(同)。予選14位じゃ、流石に無理だったよなあ。2位の人なんてHDCP6なのに決勝で109(グロス1オーバー)でラウンドしてるもんなあ。そりゃ勝てん。

 でも、グロス119は21人中4位だったから、ちょっとは胸を張れるかな、と。去年は130叩いて予選落ち。一昨年は決勝の直前にギックリ腰を発症しやっぱり130。その前の年は松で50叩きながらも124ストロークで3位。2度めの3位ということになる。



 今回、とにかくラッキーが頻発したのはツキ以外の何物でもないけど、0.1%ぐらいは1月からレッスンを受けてる成果が出てくれたかなと。しかし、それより何より、一番不安な50y〜60yのミドルレンジアプローチが1つもなかった事が大きかった。もちろんその距離が残らないよう気をつけてはいたけど、それでも2つや3つはあるもんだしね。これこそが最大のラッキーだったかもしれない。

 というわけで、ラッキー7割、頑張り3割という、まずまず満足なキャプテン杯はこうして幕を閉じたのであった。6番ホールぐらいから「風の大地」か!みたいな長々とした描写になってしまいすいません。
posted by hiro at 12:57| Comment(2) | 競技
この記事へのコメント
おめでとうございます!!
素晴らしいです。スウィング改造時の不調からの見事な
復活、と言うより明らかにステージ上がりましたね!

手に汗握る展開でほんまエエもん読ませてもらいました。
ゴルフネットワークあたりで放送して欲しいな。
Posted by エール at 2019年07月24日 10:42
エールさん、ありがとうございます!

今日の日記にも書きましたが、「これって単に自慢したいだけやなあ」
と思っていたので、社交辞令でもそう言っていただけると嬉しいです。
まあラッキーばっかりだったので本当は自慢するのも間違ってるんですが。

スイング改造、半年で少しだけ変わってきた気はします。特に
アイアンは球へのコンタクトが明らかに良くなってきました。

でも、まだまだ自信などなく、いっぱいいっぱいです。慢心せず、
練習とレッスン続けていきます!
Posted by hiro@ごる日々 at 2019年07月24日 11:30
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