2018年11月28日

タイガーVSミケルソン


 衛星放送でやってたタイガーVSミケルソンのマッチプレー。

 何に驚いたかっていうと18ホールの勝負で勝者に10億円!!敗者にはゼロ!(数億円の出演料はもらってるだろうけど)。桁が違う。庶民が一生働いても手に入れられない、つまり一生食っていける額を18ホールの勝負でゲットできるなんて、なんて夢のある世界なんだ!

 役所広司じゃないけど(宝くじのCM)、10億あったら余命30年としても年間3000万円ちょい。毎月250万円。家を買って、車を買って、ゴルフ部屋を作って、シミュレーションゴルフができるようにして、近隣のコースの会員権も全部買って、毎日ゴルフして・・・書いてて虚しくなってきたのでもうやめよ。



 その内容も、10億を取り合うにふさわしいいい勝負だった。終始ミケルソンが逃げ、タイガーが追いつき、追い越し、またミケルソンが巻き返し・・・という展開。ミケルソンの神懸かり的アプローチあり、タイガーの崖っぷちからのチップインあり、入りそうな超ロングパットありと内容も互角。マッチプレーで見ていて一番面白くないのはワンサイドゲームだから、そういう意味でも見応えがあった。さすが世界トップクラスの2人である。

 勝負は18ホールで決着つかず、暗闇の中、特設の「19番ホールパー3」で3度のサドンデス。タイガーがミスショットからパーを拾えば、ミケルソンはバーディパットが一筋外れる。

 タイガーが1mを超える、外れても全然おかしくないミケルソンのパーパットをOKすると、次のホールではミケルソンがタイガーの2mのパーパットをコンシード。10億円よりも、エンターテインメント性を優先させる。っていうか、10億円の試合を凡庸な結末で終わらせる訳にはいかない!という高いプライドを感じたよね。スーパーショット、あるいはバーディで勝負を決めるんだ、という。だからこそ、この2人が選ばれたのだろう。



 まあ2人にとって10億円は「ちょっとした大金」ぐらいの価値しか無いだろうし、その気になればそれぐらいはすぐ稼げるし、そんなお金よりも、勝負師として矜持ある姿勢を見せるほうが重要だ、と考えての行動なんだろう。

 ミケルソンは「動いてるボールをパットしちゃった事件」で、タイガーは女性絡みで、そう遠くない過去に「やっちゃってる」から、今回のコンシード出しあいで好印象を与えられたんじゃないかな。さらに多額の寄付が伴っている点も素晴らしいよね。宗教的なバックボーンがあるとはいえ、こういう大きな行事には寄付がつきもので、そういう意味でもこういうイベントは大きな価値があるよね。



 さて、ここからは完全に蛇足だけど、もし日本で同じようなマッチが企画されるとしたら、

出演者:松山英樹VS石川遼

賞金:勝者に1000万円、敗者に500万円

試合会場:フェニックスカントリークラブ

企画:電通

主催:某新聞社と某TV局

特別協賛:某大企業

協賛:某ゴルフ関連メーカー、某クレジットカード会社、某自動車会社、某飛行機会社

後援:JGA、JGTO、宮崎市、フェニックス・シーガイア・リゾート

トーナメントプロデューサー:戸張捷

実況:河村亮

ゲスト解説者:青木功・中嶋常幸・丸山茂樹

オンコースリポーター:羽川豊




 松山と遼くんへの賞金は1500万円。しかし、それ以外の人間や団体(特に上から4番目)には合計で数億円が流れるという構図になるのである。
posted by hiro at 10:42| Comment(0) | トーナメント
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