2018年10月17日

主人公と脇役


 小学生の頃まで、世界の中心は自分で、自分が主人公だと思っていた。しかし、中学校に通うようになってくると、自分の思い通りにならない事に方が増えてきて、ある日気づく。あれ、俺って、脇役なのかなと。

 頭がいいやつ、背が高いやつ、部活で活躍するやつ、異性にモテるやつ。今で言うスクールカーストの上位にいる「選ばれた数少ない人間」と自分の、圧倒的な違いと越えられない壁。つまり残酷な現実。その現実を突きつけられ、数々の青春の苦悩を味わうが、それを糧に多くの凡人たち(もちろん私も)は大人へと成長していく。

 現実逃避して思春期特有の奇行に走るやつも多い。厨二病を拗らせたり、ゲームの世界ののめり込んだり、グレたり。そこで自分の居場所を模索するのだが、そんな抵抗も虚しく、ほとんどの善良な凡人はやがて自分が「その他大勢」であるという現実を受け入れる。

 そして、自分が脇役であることにいつか慣れ、主人公の座をすっかり諦めるのである。



 さて、一体こいつはゴルフのブログで何がいいたいんだ?と思っておられるだろう。実はちょっとだけ辛気臭い自分語りをさせていただきたい。

 私は凡人、しかも通行人Aレベルの脇役である。脇役であることは理解しているし、主役になろうとする努力が足りなかったことも認めるし、無い物ねだりをしていることも知っている。

 でも、この歳になっても(この歳になったからこそ?)、主人公に対する嫉妬を抑えられないんだよね。こちらは10の努力をしてやっと普通の人間関係。でも主人公はなんの努力もしないで簡単に人間関係を築く。



 それを一番感じるのは、若いキャディさんが付いたときのラウンド。

若いキャディさんは、一生懸命気を遣いクラブを渡してもらったりするたびに心から「ありがとう」という俺には無愛想なくせに、ぶっきらぼうな(でも魅力あふれる)主人公に対しては笑いかけハートマークの目を向けるのだ。

 これを理不尽と言わずしてなんという!!人生の不条理を感じる瞬間である。

 え、被害妄想にも程がある?いやいや、こういう事を今まで何十回経験してきたと思うか。え、お前の下心が透けて見えるからキャディさんに嫌われるんだって?

 脇役が下心持ったらあかんのか!!


 ・・・・あかん。節子、それ最低のやつや。
posted by hiro at 12:25| Comment(0) | バカ
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