2018年04月25日

なぜゴルフボールは言うことを聞かないか?


 こういう経験はないだろうか。


 左足上がりのライから、フックすると思って右を向いたらそのまま真っすぐ飛んでグリーン右に外す。じゃあ真っすぐでいいやと思って意識せず打ったら思い切りフック。

 あるいは、こんなの。

 上り傾斜からのショートチップ、いつものウェッジで打ったら上がりすぎてショート、ショートしないように強めに入れたら大オーバー。

 で、こういう感じの、「意識しなければライなりの球が出る。でも意識すれば逆球(あるいはもっとひどい球)が出る。けっきょく思い通りに打てない」という現象は本当によく遭遇する。まるで呪いにかかっているかのように、球は自分が行って欲しい方向(距離)を避けるんだよね。

 本当に呪いなんじゃないかと霊媒師に相談したり神社でお祓いを受けたりしたけど、やっぱり治らない(注:編者はたまに嘘をつきます)。



 さて、先日上級者(HDCP4のKさん)と雑談をしていて、この件について原因かもしれないことを1つ教えていただいたのでご紹介したいと思う。

 Kさんは素振りと見間違うぐらいリキみないスイングで美しい弾道の球を打つ本物の上級者で、上手なのに偉ぶる所がまったくなく、物静かで、しかし私が質問したことに対しては大変丁寧に教えてくださるという、尊敬の念を禁じ得ない人なのであるが、そのKさんに何気なく上のような話をしたところ、Kさんは

 「うーん、まっすぐ立ててないんとちゃうかなあ」

 上級者の言葉はシンプルかつ本質的である。そう、そう言われると思い当たるフシがたくさんあるんだよね。

 ピンやグリーンを狙うときは誤差が出にくいが、例えばグリーンの右端を狙ったりする時、果たしてきちんとその場所にまっすぐ立てているのか?そしてボールの位置はいつもどおりか?右を向いたぶん、左足寄りになったりしていないか?さらに傾斜地だと平衡感覚が狂いやすいので余計にまっすぐ立つことが難しくなるよね。

 思慮の浅いヘタクソ(私のことである)は、ともすればミスショットをスイングのせいにしがちである。しかし、それ以前にきちんと狙った所に飛ぶようなアドレスを取れているのか、そういう基本がきちんとできているのかを考えないといけない。



 そういえば、K見師匠(HDCP2)も教えてくれた。ごくわずかなつま先さがりや左足下がりでもそれをきちんと察知し、そういうスタンス・アドレスを取らないといけない。狙った所へ飛ばなかった時、スイングが悪かったのか、それともアドレスが悪かったのかがわからないと次に繋げることができない。上級者はそういうことまで考えてゴルフをしているのだ。

 ミスショットにはきちんと理由がある。そしてその理由の多くはシンプルなものなんだろう。ボールが言うことを聞かないのではなく、自分のゴルフ頭がお粗末だっただけなんだね。

 半ば本気で「呪いのせいだ」などと考えていた自分がマジで恥ずかしい。
posted by hiro at 10:13| Comment(0) | 目から鱗(開眼)
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