2017年09月13日

粘り系と弾き系


 人並みにゴルフクラブ(特に新製品)への興味はあるけれど、どちらかと言えば慣れ親しんだクラブを使い続けるほうが好きな編者ではある。

 今使ってるドライバー(ツアーチャンプ・クアトロXG)は3年7ヶ月使ってるし、アイアンも3年8ヶ月、4W(キャロウェイXR)も3年ぐらい、7W(V-スチール)に至ってはもう12年!。

 56度のウェッジは去年の5月に買い替えた(それでももう1年4ヶ月・・・)けど、50度のウェッジは4年半使い続けてる(いいのか?)。

 パターは今2本を使い分けてるんだけど、オデッセイ#7・センターシャフトはまだ2年ぐらい、でもロッサ・マラネロは7年になる。ロッサのインサートの溝なんてボロボロ(笑)。

 で、ごくたまに浮気をする(中古の安いGRドライバー買ってみたり、タイトリストのAP2アイアンの2007年モデルを中古で衝動買いしたりする)んだけど、やっぱりいつものに戻っちゃう。

 これはまあ、高いニュークラブを買うのはアホらしいというケチな性格のせいもあるが、何よりも何十年もゴルフをしてヘタクソ野郎は何を使っても結局一緒、という事が身にしみて分かったからでもある。



 そんな私だから、ドライバーのシャフトを替える、特に1本5万円も10万円もするシャフトを挿すなんてもうまったく100%ありえないことなのである。それが如何に素晴らしいシャフトであったとしても使いたいとは思わない。そもそも一生モノでもないし。クラブやシャフトって消耗品だよね?

 いや、他の人がいいシャフトや良いクラブを使ったり挿したりするのは別にいいと思うよ。以前高いシャフトの事や使ってる人の事を批判したら掲示板がプチ炎上したけど、今考えると私の主張は明らかに「大きなお世話」だったと反省してる。

 でも私にとってはコスパが悪いという以前に、自分で「そんなことに金掛ける前にもっとやることあるやないか」「そこまでお金を掛けて、お前は何を得たいんだっていうかそれでその何かが本当に得られるのか?」と思ってしまって食指が動かないんだよね。

 そもそもシャフトメーカーが毎年新しいシャフトを出している(しかも一定方向への進化や深化ではなく、「飛ぶ」とか「飛んで曲がらない」とか「叩ける」とか、イメージで打ってる感がありあり)のを見ると、節操がないというかポリシーがないというか商売上手というか、なんか必死だな、って思う。



 しかし、矛盾するようだけど人並みの興味はある。最初に書いたようにね。で、ここからやっと本題だけど、最近よく聞く「粘り系シャフト」と「弾き系シャフト」って何?と思って調べてみた。

粘り系シャフト

特徴
 ・元調子で手元に近いところがしなる
 ・よってしなり戻りが遅い
 ・弾道は比較的低くなる
 ・球が捕まりにくい(右へ飛ぶ傾向にある)

どんな人にオススメか
 ・スイングを安定させたい
 ・球を左へ行かせたくない
 ・ゆっくり振りたい




弾き系シャフト

 ・先調子つまりヘッドに近い部分がしなる
 ・よってしなり戻りが早い
 ・弾道は高くなる
 ・球は捕まりやすい(左へ飛ぶ傾向がある)

どんな人にオススメか
 ・球を上げたい、球を飛ばしたい
 ・球を捕まえたい(スライスを押さえたい)
 ・速いテンポで振りたい


 だそうである。まとめると、

フッカー、スインガー、方向性重視で低い球を打ちたいなら元調子の粘り系

スライサー、ヒッター、飛距離重視で高い球を打ちたいなら先調子の弾き系

 ということになるよう・・・ん?フッカーでヒッターで方向性を重視したい人はどっちがいいって?低い球を打ちたいスライサーは?スインガーだけど飛距離重視したいというプレイヤーは?






そりゃあなた、中調子でしょ!!

というのはもちろん冗談。

 そう、結局どこかに矛盾っていうか割り切れない部分が残るんだよね、シャフト選びって。あと、いくらカタログ上完璧に合っているシャフトを選んだとしても、最終的には振ってみて合うかどうか試さないとなんとも言えないし、合っていても気持ちよく振れるかどうかはまた別問題だし、気持ちよく振れても実際に狙い通りの球が打てるかどうかわかんない。

 さらに言えば、今現在完璧に合っているシャフトを見つけたとしても、それが我々アマチュアでいつまで続くのか(スイングの変化、体調の変化、季節による変化、老化など)。半年持てばいい方では?

 それ以前に、そもそもスイングが日替わりである私なんて、やっぱり「ブタに真珠」だよねっつー思いが強い。


 
 私が思うに、「粘り系」とか「弾き系」っていうのはシャフトメーカーの「チャッチコピー」の類で、物珍しい単語を作り出し、購買意欲を引き出すためのもの。極論だけど、「除菌」とか「水素水」とか「マイナスイオン」とか「アミノ酸」とか「コラーゲン」とか「血液型性格判断」とか「デトックス」とかと同じベクトル上にある、イメージだけが先行した、ほとんど実態のない言葉だと思う。

 実態がないというのが失礼なら、「きちんと定義できない、あいまいな用語」と言い換えてもいい。まあシャフトそのものが胡散臭いものばっかり(未だに「硬さ」という一番基本となるスペックですら業界で統一する規格がないってどうよ?)だから、そういう言葉ってメーカーにとってはホントに便利なんだろうね。


 だから、手垢がついてくれば使われなくなるだろう(まあ持って5年かな)し、その頃にはまた別のキャッチーなコピーが捏造されるんだろう。「パワーフェーズ・コントロールフェーズ」とか「ドロータイプ・フェードタイプ」とか「叩き系・振り系」とかね。センスねーな俺。

 まあこれで飯食ってる人は、心の中では「胡散臭いなあ」と思っていても口には出せないし、大衆に迎合しないと商売上がったりだし。それ以前に、フジ◯ラ様やマ◯ヤ様やクラブメーカーに楯突いたらたちまち路頭に迷う。



 シャフトなんて合えばラッキー、そして自分で「このシャフトは完璧に自分に合っている」と思いこむのがいいのかもしれないね。
posted by hiro at 19:18| Comment(0) | 毒舌
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