2015年10月24日

強いゴルフ


 よく、「上手いゴルファー」と「強いゴルファー」の違い、なんていう話題が出たりするけど、その模範解答みたいな話を先日マッツに聞いたので紹介させていただく。

 木曜日ラウンドした「GB月例」のメンバー11人のうち、クラブ選手権に出ているのは数名。もちろん最下位で予選落ちするヘタクソ(私である)もいるが、余裕で予選を通過したり、決勝まで勝ち残る(師匠、明日頑張ってね!)プレイヤーもいる。


 マッツは予選を楽勝で通過するレベル。HDCPももうすぐ片手という、私から見たらレベルが2段階ぐらい上の上級者である。で、そんな彼がクラブ選手権決勝第一回戦のマッチに臨んだ話。

 相手はhdcpが1の上級者で、結局2ダウンで負けてしまったのだが、

 「2ダウンやったらすごく惜しかったんやね。食い下がったんやん」と私がいうと、マッツは「違うねん」と。「全然相手にしてもらえなかった」と。

 どういう事かというと、「(相手は、わざとアクセルをふかさず巡航して)こちらのミスを待ってるんですよ」と。つまり余裕がぜんぜん違うらしいのだ。

 マッツは必死になってパーを獲ったり、パー5でバーディを狙ったりする。しかし、相手はマッツなど居ないかのごとく淡々とパーを重ねてくる。そして、マッツがミスをするのをただ待っている、というのだ。

 アマチュアだからもちろんミスをする。HDCPの数だけボギーを打つ。OBや3パットがゼロのラウンドは珍しい。つまり、HDCP1の人は、自分のゴルフをただ淡々と行うだけで勝手に相手がボギーを叩いて自滅する、という意識でマッチプレーを戦っているというのだ。いや戦っているという意識すらないのかもしれない。

 もちろん、マッツの調子が良くて相手が2ダウン、3ダウンするかもしれない。その時は少しだけアクセルを踏むのだろう。そしてそんな時も、今までの心と体の余裕は確実に数字となって現れるのだろう。強いゴルファーとはつまり、「目立たず淡々とプレーし、気がつけば余力を残して勝っている」という人なんだなと。

 バーディを決めてガッツポーズをしているうちは「強い」などとは程遠いんだなと思った。



 あと、マッツはこんなことも教えてもらった、と言っていた。

 「何とか70台でラウンドしたい」的なことを上級者に彼が言うと、「(マッツ君)それは違うよ、と。間違ってるよと」。

ゴルフは72を目指してプレーするものじゃないかと。

 ブババババ。眼から鱗が機関銃のように飛び出る。そうなのである。ゴルフはコースとの、すなわちパーおじさんとの戦いなのだ。5オーバーや7オーバーで何を満足しとんねんと。ちゃうやろと。


 もちろんこれは理想であり、できるできないはまた別だが、どんなレベルであっても、どんなプレイヤーでもつまりは

そういう志(こころざし)を心のなかに持っとかんとアカンやろと。


まあそういう話であった。うーん、マッツの話はいつもマジでタメになるぜ。
posted by hiro at 12:54| Comment(0) | 目から鱗(開眼)
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