2020年03月06日

ゴルフの怖さ


 全くゴルフとは恐ろしいゲームである。

 例えば野球やサッカーなどの場合、戦う相手がいる。相手が自分より強ければ勝負には負けるが、その時もし自分が力を出し切って負けたとすれば、それは相手が自分より強かったというだけで、何も悲観することはない。

 また、相手がいるということは「相手に合わせ」たり、「相性」というものが存在するので、勝った負けたはその時の運や相手による、つまり自分の力ではどうにもならないという事もありうるわけだ。


 しかし、ゴルフはプロの試合やマッチプレーなどごく一部の競技を除き、基本的には競う相手はいない。強いて言うなら自分である。昨日の自分より上手くなっているか。自分で練習してきたことがコースでできるか。OBを、3パットを恐れず打てるか。そういうものが(アマチュアの)ゴルフの本質だと私は思う。

 つまり全て自分で完結するだけに、ミスも勝ち負けも結果も100%自分のせいであり、技術か精神力が未熟だったということを思い知らされることになる。

 特にスイングはその繊細さ故、メンタルの作用が大きく関与し、いつもできることができない、考えられないようなミスをするということが頻繁に起こる。




 先週、先々週の「ゴルフ侍、見参!」ではまさにその怖さを見せつけられたよね。先々週は「若い頃は毎日3000球(練習で)打っていた」という高橋完(まもる)プロが、信じられないミスを繰り返し、敗北。途中からプロも何をやっているのかわからなくなってしまっているように見えた。

 先週はHDCP5の侍が初心者のようなチョロやダフリを続け、5&4と大敗。更にプロ(日下部プロ)もスイング改造のせいか、はたまたイップス気味なのか、ドライバーでチョロしたり。

 しかしあれは他人事ではない。あれこそがゴルフなのだ(私はよく知っている)。いや、あれは私だ。昨日までの、そして明日の私なのだ。

 あれを笑う人間はゴルファーではない。
posted by hiro at 17:46| Comment(0) | 雑文