2020年03月02日

ちょうどいいところ



 ゴルフのスイングって、才能のない人間にとっては本当に難しいと思う。


 才能がある、つまり体を動かすことに長けた人間なら、体をこう動かせばきちんとヘッドがアドレスした場所に戻る、あるいはこんな球が出る、さらにはバランスよく最大のスピードで振れる、という事が簡単にできる(と思う)。それも、大した努力なしで、そして頭で考えることをせずに。

 そう、最後の「頭で考えることをせずに」というのが重要で、私のような凡人いや勘が鈍い人間の場合、頭で一生懸命理屈を考え、そのとおり体を動かそうと努力し、色々工夫をし、それでもやっぱりできない、いや逆におかしな動きをしてしまうというのが通常。つまり考えれば考えるほど悪循環に陥ってしまう。

 だから、何も考えなくても、考えても、結局ヘタはヘタのまま。情けない。悲しい。

 ただし、別にそれを悲観しているわけでも絶望しているわけでもない。才能とはごく限られたほんの一握りの人しか持っていないもので、なくて当たり前だからである。



 そんなわけで私は今日も頭で考え、そこそこ工夫をし、ぼちぼち練習をするわけだが、まったくもってゴルフのスイングは「ちょうどいいところ」の許容範囲が狭いと思う。

・体の中で、動かしてはいけないところと積極的に動かさないといけないところが数ヶ所づつある。そんな複雑なことできるか!ピアノの演奏か!

・同様に、体の中で力を入れるべきところと抜くべきところが複数個あり、しかもしれはスイング中変化する。オリンピックアスリートでもうまくスイングできないのはそのせい。

・体幹の筋肉を使わないと良いスイングにならない。体幹なんて鍛えてません。

・一度ついた癖はずっと意識し続けないと直せない。そんなの無理!

・スイングに重要な動きは、やらないとダメだけどやりすぎるのもダメ。丁度いい強さ・ポジションは限られている。

・とにかく注意する点が多すぎる。100は越えるだろ。それを全部覚える?できません。

・スイング中は2〜3秒。その間に1つでも変な動きが入ったらアウト。

・形に拘るとリズムを忘れる。リズムにこだわるとどこかが緩む。緩まないようにと気をつけるとリキむ。八方塞がり。

 

 つまりだ。ナイスショットは偶然の産物。あるいは奇跡の領域。私のような凡人はミスショットでそこそこならいいと思わないといけないのだ。


 ショットのハードルを下げよう。「チョロじゃなければいい」。これを座右の銘にしよう。でも、心の底からそう思えるぐらい悟ってたら、もうとっくにうまくなってるんだよなあ。

 しかも、未だにチョロするし(笑)。
posted by hiro at 10:02| Comment(0) | 雑文