2019年10月30日

ZOZOチャンピオンシップ


 100通りぐらい想定しうる結果の中で、3番目ぐらいにドラマチックで記憶に残るトーナメントになったZOZOチャンピオンシップ。

 ちなみに、私が思う一番ドラマチックなのはタイガー・マキロイと同組で競い合って松山が逆転優勝。2番めはタイガーが逆転優勝するというシナリオ。陳腐だな俺。



 台風での中止があったにもかかわらず72ホールやり遂げたのはPGAツアーのプライド。それに応えたのが関係者とアコーディアのプライド。きっと、その関係者たちの努力だけでも映画になるような事が裏舞台で起きていたに違いない。試合が終わってから責任者の一人が(無事終わってホッとして)号泣してたって話も伝わってきたしね。そういう意味では、大成功だったんじゃないかと。

 放送も初日から生で(地上波とBSのリレー放送ながら)長時間してくれたし、本場のPGAツアーの雰囲気はゲップが出るぐらい堪能できた。まあ欲を言えばもっといろいろな選手を放送してほしかったというのはあるけど。タイガーが歩いてる姿を延々写すぐらいなら他の選手のプレーを見せろよ的な。

 でも、関係者の皆様に対し、いいトーナメントにしてくださってありがとうございました、と一ゴルフファンとしてお礼が言いたい気持ちだ。



 それにしてもタイガーである。タイガーは体のケアさえすればまだまだやれることを証明してくれた。スイングは全盛期の6割ぐらいしか力使ってない感じだったけど、それでも元々12気筒のエンジン積んでるんだもんね。フェアウェイに置きにいって280y飛ばせたら、もう十分なんだろうね。

 特にショートゲームが冴えてたのは、準備や練習がしっかりできていたことを物語ってると思う。そうなるともう彼には死角がなくなるわけで、最終日は久しぶりに勝ちパターンであるクルージングモードに入ったタイガーを見れたて懐かしかった。そうそう、いつもこういうふうに勝ってたんだよなー。




 そして松山。ほんとに惜しかったけど、最終的に3打足りなかった。1日につき1つアンダーが多ければ優勝してたかもしれない。例えば1日に1個バーディパットを入れてたりとか。でも、実はそうではないのだ。その理由は数字に現れている。

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 これは競技終了時のリーダーボードだけど、上位7人のうち松山を除く6人は4日間のうち1日は64つまり6アンダーを出している。6アンダーって何気なく書いてるけど、3ホールに1回以上バーディ取ってるってことだから凄いんだよ。チャンスに付いた8割ぐらいでバーディパット入れてるとか、パー5で2オンしてるとか、そういうことだからね。18ホールでミスは数回ってレベルだよね。

 上の表をさらによく見るとタイガーは唯一2回64を出してる。マキロイは3日目に63、7アンダーなんて出しちゃってるし。

 まあこれは私が恣意的に「64」と「65」の間に線引したから当然といえば当然なんだけど、つまり何が言いたいかというと、4日間のうち1日、あるいは2日は自分の持つ力の100%を出せるゴルフができないとPGAツアーでは勝てない、ということなんじゃないかなと。「チャージ」「ギアを上げる」「爆発力がある」って言われるものだね。

 そして、それ以外の日もいくら調子が悪かったり疲れてたりパットが入らなかったりしても2アンダーや3アンダーで回らなくちゃいけないということだ。1日でもパープレーなんてあれば優勝は無理、オーバーパーなんて論外。そんな世界なんだよね。


 偉そうなことを言わせてもらうと、松山は後者の「調子が悪くてもアンダーパーが出せる」という力は十分あると思う。しかし、「ビッグスコアを1試合に1回か2回出す」という力はまだ世界トップレベルに及ばないのではないかと。

 そしてそのビッグスコアの肝は、3〜5mを入れまくるパットだと思うんだよね。そう、初日2日目のタイガーのように。逆の言い方をすると、ティショットもアイアンショットもアプローチもメジャー級。


 今回パターを変えて(ニューポート2?からスクエアバック)臨んだが、それでも今一歩及ばなかった。松山くん、一緒に(もう一回)パター変えよう。オデッセイのスパイダーなんてどう?
posted by hiro at 17:33| Comment(0) | トーナメント

2019年10月28日

10月月例


 10月の月例競技@ホーム。この日のことについては多くを語る必要がない。ただ一言、スコアカードの余白に健忘録として書いた以下の文章だけで十分だ。



パット ダメダメ

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 パーオン率はいつもどおりだし、ティショットが右や左に暴れるのも想定内。アプローチもまあいつも通り。それでもパットで何とかしのぐのが私の最近のラウンドの傾向だったんだけど、このパーオン数で36パットはねえ。特に後半。

 1m以内を3個〜4個、3m以内も数回外したと思う。アプローチが寄ってもパーが取れない、パーオンしてもパーが取れない、ボギーがダボに、ダボがトリプルになる。

 というわけで久々の大台。何も月例競技の時にパットの不調が来なくてもいいのに。いや、競技だからこそ入らなかったのかな。



 ぼちぼちパター買い換えよう(←一番安易な解決策)。
posted by hiro at 19:41| Comment(0) | 競技

2019年10月25日

GB月例@奈良国際、ただし雨


 さて、本日は「下半身の安定をこの日の努力目標に挑んだGB月例@奈良国際、だったんだけど、同伴競技者のN谷くんに体が左右に動きすぎと指摘され、ああちっとも下半身安定してないじゃん・・・」と落ち込んでいる編者がお送りします。


 曇りの予報が外れほぼ1日雨の中、歩きの18ホール。ちょっと疲れた。結果から。

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 雨が降っていた事に加え、黄色ティから、ちょっと長め(6700yオーバー)という状況にしてはパーオン4割弱(7ホール)、パーセーブ6割強(11ホール)はまずまずだったかな、というのが総評。


 今回は4アイアンが活躍してくれた。パー3のティショットで2回使って1回乗ってパー。フェアウェイからも2回使って2回とも大きなミスなくまあ狙った方向へ飛んでくれた。フェアウェイから4アイアンなんて打てないと思いこんでたけど、ライが良ければユーティリティより大きなミスが出にくいかもしれない。

 パッティング。スタートホールの3パットと40cmのお先パットを外し(て3パットし)たのはスカタンだったけど、2〜3mがいくつか入ってくれて良いパーをいくつか拾うことができた。

 その他、アプローチも(ミスはあったものの)、苦手な40〜60yで等速アプローチが何度か思い通りに打て、この打ち方の可能性を示唆した。



 しかし。ティショット(ドライバー)は全然うまく行かず、フェアウェイに飛んだのは2回だけ。OB級の当たりも2回。2つともセーフだったのは単に運が良かっただけだ。最初に書いたように体の動きが大きすぎるせいだと思う。

 もっともっと、ひざを我慢しないといけないんだろうなあ。でも、ひざの我慢ばっかりに気を取られると今度は上半身や体重移動が疎かになるしなあ。自分の致命的な運動音痴さが恨めしい。

 ティショットでバーディを取るわけではないので適当に飛んでくれたらいいんだけど、その適当すらままならないのが今の現状。



 あとは良かったホールや悪かったホールなど。

 1番はティショットがプッスラほぼOB(ギリギリセーフ)、2打目出すだけ、3打目でグリーン手前バンカーまで運ぶもそこから厚く入りすぎて乗らず(バンカーショットの前にはきちんと素振りしましょう)、寄らず、さらに3パットでトリプルボギー。

 2番は2打目残り210y、4アイアンの低いフックがグリーンまで届いた。いつもここは2打目がスライスしてダボになる(右手前はノーチャンス)ホールなんだけど、前へ転がるフックのメリットが出たかな。

 3番は4アイアンのティショットがヘッドの先に当たるいつものミスから、ラフに浮いた25yの2打目、等速アプローチが1mに付いてパー。

 その後は2打目か3打目をミスしたらボギー、そうでなければパーという感じで進み、最終ホール。一昨年の日本女子アマで安田祐香ちゃんがイーグルを取ったパー5。

 ティショットは引っ掛けて左法面、2打目は7アイアンのハーフショットでレイアップ、3打目は残り235y。アプローチに恐怖感があった今までならフルショットの距離を残すために8番や9番で100y弱残すショットを打ってたんだけど、今ならなんとかなるという気持ちがあるのでスプーンでできるだけ近くまで。

 ハーフトップは真っすぐ飛び、ピンまで30yの打ち上げ。等速アプローチの出番だ。が、ミスショット。ちょっと手前から入ってちょっと先に当たる。右5mにオン。もう少しシャローにコンタクトしたほうがいいのかなあ。

 この5mが偶然入り、安田祐香ちゃんより2打多いパーでホールアウト。



 珍しく、アウト・インとも上がり4ホールがパーだったのが良かった。まあたまたまなんだろうけど、雨、歩きと疲れがちなラウンドでこういう結果はちょっとだけ嬉しいね。
posted by hiro at 17:42| Comment(0) | GB月例

2019年10月23日

飛ばしは体幹・下半身


 ラグビー決勝リーグ。本気の南アフリカに負け、ワールドカップは終わった。いい試合だった、と言いたいところだけれど、スクラムの上手さ、ラインアウトの処理、守備力、そしてモチベーション、そのどれもが相手の方が一枚上だった。

 今大会ベスト8を目標とし、スコットランドを倒したことで「夢を叶えて気持ちが一段落した」日本代表と、「予選突破当たり前、目指すは優勝」のチーム、特に2回連続格下に負けるわけにはいかないという本気の気合で望んだ南アフリカとではやはりメンタルの差が大きかったと思う。

 それよりも、「5週間連続で(大きな)試合をした経験がない」と代表の誰かが言ってたんだけど、この言葉はきっと体が限界を超えてボロボロになっていたということを意味するんだと思う。その証拠に、殆どの選手が日を追うごとにテーピングだらけになっていったよね。

 そりゃあ自分より体の大きな選手に何十回もぶつかったりぶつけられたりするんだから体が無事であるわけがない。きっと決勝トーナメントは皆気力だけで戦ってたんだと思う。ラインアウトで相手にボールを取られたのもそういうところじゃないかなと。

 いずれにせよ、やりきったその姿に感動。ゆっくり休んで、また四年後、あるいは後輩たちにその遺産を伝えていっていただきたい。お疲れさまでした。




 さて本題。

 古江彩佳@プラチナ世代が日本女子ツアー7人目のアマチュア優勝。ジュニア時代から安田祐香や西村優菜らとともに注目されてきた選手だけど、もうすでに風格さえ漂わせてるね。日本代表として場数も踏んでるし、日本国内の女子ツアーの試合ぐらいだとコンペぐらいの気楽さで回れるんじゃないかな。

 あの小さな体で飛ばすし、スイングは完成されてるし、女子はこうやってどんどん若いスター選手が増えてきて、結果も出している。好循環だよねー。

 飛ばしは身長でも腕力でもなく、体幹だっていうことがよく分かるスイングだ。


 ところで、ちっちゃいのに飛ばすと言えば今平周吾。身長165cm+クラブを短く持つという、飛ばしに不利だと思われる条件で平均飛距離ランキングは28位、295yオーバーを誇る。同じ身長の香妻陣一朗や藤本佳則よりも上位だ。

 これはもう、ボールストライキング(ショット力)が群を抜いているってことだよね。そんな経験を、私も昨日の薄暮でした。

 私の最近のトレンドは「下半身をどっしり」。バックスイングで右ひざを動かさないように我慢し、フォローでは左ひざが伸びないように我慢する、というもの。その中で体重移動や腰を切っていく事も忘れてはいけないのが難しいんだけど。

 竹1番、410y打ち下ろしのティショット。それこそ今平になったつもりでドライバーを短く持って、下半身どっしりスイングを試してみた。すると芯のやや上に当たり、推定280yドライブ。2打目が50度のウェッジだったので竹1番の自己最高飛距離だった。

 最終ホール(超打ち上げ304yパー4)でも残り距離が75yで56度のウェッジを使えたので、ここも自己最高飛距離。つまり何が言いたいかというと、

下半身の安定なくして飛距離を語るな

と。当たり前の結論で申し訳ない。 
posted by hiro at 12:16| Comment(2) | 目から鱗(開眼)

2019年10月21日

「ゆっくり」と「緩む」


 先日の日記で私はこう書いた。

 そうなのである。加速させず、ただし減速するわけではなく、等速のゆっくりスイング。(中略)これで中途半端な距離を打つとこれがもう、なんかとにかくすごくいい感じなのだ。

 で、実践で試してみてもう久々にというか何年かぶりに、目からうろこドバーレベルで良かったわけだが、記憶力のいい若干名の読者の皆様におかれましてはあれ?という風に思っておられるに違いないと思う。それは、そのことを書いたつい一週間前の日記で私はこう書いているからである。

 長いクラブ、遠くへ打つクラブは軽く(ゆっくり)、短いクラブ、コントロールショットは逆にきっちり力を入れて(速く)振る

 オイオイオイオイ、正反対のこと書いてるじゃん。たった一週間しか経ってないのに、その心変わりは何?っていうか海馬腐ってるの?昔から思いつきばっかり書いてたけど、あまりにもひどくないか?

 そんな声が聞こえてきそうである。これについて今日は弁明させていただきたい。



 まず、10月8日の文章だが、1つだけ訂正させて頂く。

長いクラブ、遠くへ打つクラブは軽く(ゆっくり)、短いクラブ、コントロールショットは逆にきっちり力を入れて振る

 そう、(速く)という部分を削除させていただいた。スイマセン。



 イヤイヤイヤイヤ、それは百歩譲って許すとしても、コントロールショットを「きっちり力を入れて振る」というのと「等速のゆっくりスイング」というのは矛盾してないか?

 はい、いい質問ですねー!私もこれが矛盾してるんじゃないかと思って考えてみたんだけど、最終的に矛盾しないという結論になった。なぜなら、「等速のゆっくりスイング」と、「力を抜いて適当に振る」というのは似て異なるからである。

 何を言いたいかというと、加速して振る」以外に、

「等速でゆっくり振る」というのも正しいスイング(スピード)なのである

と思うのだ。もちろん減速する(緩む)スイングは正しくないが、「等速のゆっくりスイング」は減速するスイングとは違う(紙一重かもしれないけど)、ということだ。

 これはロブショットや球をの勢いを殺すようなアプローチ、そしてラフからフライヤーが掛からない打ち方に似ているのかもしれない。あるいは、風の大地で出てきた「棒の球」につながるような気がしないでもない。あくまで推測だけど。



 とまあ偉そうに、あたかもマスターしたような体(てい)で書いてるけど、昨日の薄暮では2回等速ゆっくりアプローチして2回ともミスってるんだけどね。まあまだまだ練習が必要ってことで。
posted by hiro at 10:09| Comment(0) | 目から鱗(開眼)