2019年05月15日

アプローチイップス・新たな局面へ


 イップスとは、「きちんとできていたことが精神的な理由でできなくなること」というのが一般的なイメージ。

 私はいまだかつてアプローチショットが「きちんとできていたこと」などないので、自分がアプローチイップスだと公言するのはおこがましいんだけど、それでも「素振りではできるけど実際のショットではできない」「練習場ではまあまあできるけどコースではできない」「気楽なラウンドならたまにできるけど競技などではほぼできない」「打つ前から極度の緊張感で悪いイメージしか出ない」「バックスイングを開始した瞬間意識が銀河系の彼方に飛ぶ」「インパクトの瞬間、異常な力が入り、リズムもテンポもぐちゃぐちゃになる」「それを意思の力でコントロールできない」「一人二人羽織状態」とこれだけ揃えばこれはもう立派なイップスだろう。

 もう10年ぐらいアプローチに苦労してて、それこそありとあらゆる練習(質・量とも)、本、知識、教え、打ち方、考え方をトライした。ここ2年ぐらいちょっとマシになったけど、根本的な恐怖心というか苦手意識はやっぱり変わっていない。



 そんな中、今年の1月から新しくS水プロに習い始め、メンタル面では

「それだけこじらせていたらちょっとやそっとでは治らない」
「一番簡単なクラブを使う」
「普通の人が普通にしているアプローチショットはまずできないので諦める」
「とにかくコースでミスをしないこと」
「寄せるのが難しい状況の場合は寄せようとしない」
「ウェッジを持たざるをえない時は(hiroさんにとって)大ピンチだから乗れば100点」

という事を心に刻みつけることから始めた。さらに技術的な面からは、

「アプローチでも体重移動。右に残るとチャックリ」
「それができないのなら最初から100%左足に乗せたセッティング」
「スイングリズムを守る=体を正しい順序で動かす」
「ヘッドをむやみに加速させず、やさしく打つ」


 という風なことを教わったわけだが、この最後の「やさしく打つ」というのがちょっと良いかもしれないのだ。そう、5月10日に「明日への伏線」と書いたその部分である。


 具体的にはインパクトでパンチを入れない、ヘッドを加速させないって事なんだけど、これを意識するとどうなるか。

 まず切り返しから打ち急がなくなる。ミスの多くは打ち急ぎから出るので、こうかばつぐんだ。

 つぎに加速させないように打とうとすると、腕力で打たなくなる。加速させる時は腕で「えいっ!」とクラブを動かしがちだが、それがなくなり体(肩や背中)などの大きな筋肉で打てるような気がする。

 あと、やさしく打とうと考えると気持ちも優しくなる(笑)。これは半分冗談だけど、緊張感が減るという意味ではなにげに重要だったりして。


 もちろんデメリットもあって、グリップが緩みそうになったり、減速してスイング自体が緩んでしまったり、インパクトに合わせ打ちしてフォローが出なかったりする恐怖感はある。でも、実戦でやってみると、メリットがデメリットを遥かに上回るんだよね。

 というわけで、アプローチイップスとの戦いは新たな局面を迎えるのであった。 
posted by hiro at 11:25| Comment(2) | アプローチ