2019年04月03日

最後のラウンド


 いつか、「人生最後のラウンド」をする日が来る。


 歳をとって物理的に不可能になるのか、突然病気や怪我でゴルフができなくなるのか、金銭的な問題でゴルフどころではなくなるのか、はたまたゴルフが嫌いになるのかはわからないが、人生に終りがあるようにゴルフにも終わりは必ずやってくる。

 その時、私は何を思ってプレーするだろう。寂しさか、安堵か、それとも後悔か。あるいは、最後のラウンドとわからない状況で何も考えずにプレーしてしまうのか。今はわからない。


 人生の折り返し地点をとっくに過ぎ、気がつけば人生の秋も深まりつつある。実りの秋ではあるが、冬の足音は確実に近づいている。治らない故障・老眼・持病、そしてきたるべき時が来る漠然とした恐怖。

 そういえば最近、TVやウェブで子供の話、家族の愛情の話、様々な障害を克服する話などを見るとすーぐ泣いちゃう。映画や漫画など、作り物とわかってても泣いちゃう。ドキュメンタリーなんて題だけで泣いちゃう(笑)。これも歳をとってきた証拠だよね。



 若い頃はラウンドも人生も永遠に続く考えがちだけど、永久も半ばを過ぎた今、それは有限でありカウントダウンが始まっていることははっきりわかる。

 そんな今、どういう気持でラウンドすべきか。まずはラウンドできることに感謝したい。誘ってくれ、一緒にラウンドしてくれるゴルフ仲間に。家族に。あと、ゴルフを続けるモチベーションの1つになっているこのウェブを読んでくださっている皆様に。さらにはゴルフを取り巻く色々なものに。

 そして、その日のラウンドが人生最後のラウンドのつもりで、悔いがないように、一生懸命、丁寧にラウンドしたい。そう考えると、ダボを叩こうがOBを出そうが何てこと無いわけで。

 逆に、「今日は調子が悪いからテキトーでいいや」とか「出だしでいきなり大叩きしたから今日は練習ラウンドでいい」とか「月例なのに体調最悪。まあ今日はいい加減に回って来月頑張ろう」などと思えなくなるだろう。だって、

この日でもうゴルフをやめるんだから。

 たとえ競技のスタートホールでダブルパーを叩いても、それが人生最後のラウンドだったら「よし、あとの17ホールはベストを尽くそう」としか思わないよね。っていうか、普通にそう考えるよね。「もうテキトーでいいや」とは絶対に考えないよね。1ホール1ホール、1打1打、気持ちを込めて打つよね。

 私はそういう気持ちで毎回ラウンドしたい。と最近思うわけであります。



 まあそうは言ってもそこまでは達観できてないんだけどね全然。競技でダボ叩いたりOB打ったりしたら(いっちょ前に)落ち込むし。ミスが続くと(練習不足を棚に上げて)むかつくし。努力目標ということで。



(えっと、今日で更新を終わるわけでも明日死ぬわけでもありません、念のため。)
posted by hiro at 12:27| Comment(0) | 雑文