2018年10月01日

2018年ライダーカップ


 2年に一度のゴルフのお祭、ライダーカップ。ご存知アメリカ選抜とヨーロッパ選抜がプライドを掛けて本気で戦う、世界最高峰同士のつばぜり合い。

 ゴルフネットワークが試合を最初から最後まで中継してくれたので、ほぼすべてのマッチを見ることができた。初日11時間、2日め11時間、3日目7時間。もちろん録画して見たんだけど。いやあ疲れた。

 疲れたその1。全試合が最終日最終組みたいなものだから、見ている方も気を抜けない。初日2日目は流石に途中でちょっと寝ちゃったけど。

 疲れたその2。どれもいいマッチで、美技の応酬に興奮した。さすがっていうショットやパットをゲップが出るほど堪能した。でも、超一流のプロでも狭いあるいは左右がダメなホールのティショットでは信じられないようなミスもするし、池に入れることも多かったし、プレッシャーが掛かるとダメなんだなと。

 プレッシャーが掛かったときのティショットでほとんどミスしてなかったのはモリナリぐらいじゃないかな。タイガーも、DJも、マキロイも、ローズも、デシャンボーも、よく曲げてたよね。

 特に3日目の後半。多いプレイヤーなら2日で4ラウンド近くプレーした後だし、疲れが出てくる頃。トッププロでもきついんだろうなあと。特に30台〜40代の選手はきつかったに違いない。ただしモリナリは35歳だけど例外だったね。

 疲れたその3。あのコース(ル・ゴルフナショナル)はとんでもないウォーターハザードと常軌を逸したラフばっかりで、やってる方はもちろん大変だったろうけども、それを観戦してるだけで精神的に疲れた。

rydercap2018.jpg

 真ん中が1番と2番、左サイドが上がり4ホールかな。ただ単に池があるだけじゃなくフェアウェイに食い込んでて狭くなってたり池の方に傾斜してたりするので打っていい幅は20yぐらいしか無いんじゃないかな。そこに風が吹くんだからそりゃみんな池に入れるはずだわ。

 疲れたその4。下馬評は圧倒的にアメリカ有利。けど、ヨーロッパが初日の2ボール4サムで全勝し、勢に大きく差がついたよね。実は始まる前はヨーロッパ頑張れって思ってたけど、2日目からは判官びいきでアメリカを応援する幹事で観てたのだが、追いつきそうで追いつけない。

 ローズ、フリートウッド、モリナリ、ガルシア、そしてポールター。敵として見たときの彼らが強すぎて肩に力が入った。




 しかし、ホームゲームってやっぱり有利なんだねー。っていうか、アメリカがホームゲームでめったに勝てないというのは、ヨーロッパ選手が元々アウェイに慣れてる(ヨーロッパツアーは基本アウェイのゲームだもんね)という事、逆にアメリカの選手はアメリカ国内という温室で甘やかされてるということ(タイガーでさえ!)、その2つの理由から気合と根性の差があるんだろうね。

 あと、結果論になるけどタイガーとリード、タイガーとデシャンボーの組が機能しなかったこと、タイガーを2日目の午前も午後も出した(で2つとも負けた)事で疲れさせてしまったこと、アメリカ側のお祭り男、P.リードとB.ワトソンに元気がなかったこともアメリカ側の敗因だろうね。


 後は雑多な感想を。


 個人的にはリードとマキロイ、ワトソンとポールターの戦いをみたかった。4ボールでタイガーとミケルソンを組ませても面白かったんじゃないかなあ。



 プロでもティショットは曲げる。ミドルアイアンやショートアイアンでもグリーンを外すこともある。1mのパットもプレッシャーから外すこともある。でも、アプローチは神業かと思うぐらい上手い。あと、勝負どころで長いパットや5mぐらいのパットを入れる確率の高いこと!これがトッププロの底力だねー。



 バンカーショットは上手いプロとそうでないプロの差が歴然としてたのも面白かった。ファウラー、ポールター、スピースとか上手かったけどD.ジョンソンは下手だった。



 最高の舞台で最高のプレイヤーがプレーするとこれだけ凄いんだなあ、見ごたえあるんだなあと改めて感じさせてもらった今年のライダーカップだった。
posted by hiro at 12:07| Comment(0) | トーナメント