2018年04月30日

片手で230y


 日曜日は月2ぐらいでホームコースの薄暮プレーに行っているが、プレーするメンバーは常連さん的な人が多く、自然に顔見知りが増えてくる。そして皆、日曜の午後に家族を放ったらかし(?)にしてゴルフに来るぐらいだから立派なゴルフバカばかり(注:いつも書いてますがこの場合のバカは褒め言葉です)で、話も弾むしすぐに仲良くなる。

 もちろん私もそんなバカの1人であるが、このたび「ゴルフバカ師匠」という称号を手に入れる運びとなった。その顛末はこう。



 土曜日つまり一昨日の夕方、薄暮仲間のN條さんからラインが。一緒に薄暮へ行きましょうと。私は受けて立ちますと答えた。別になんということのない普通のやり取りだが、実はN條さん、4ヶ月前に右手を骨折し、まだ満足に使えない状態なのである。

 それでもゴルフをしたい彼は手術後すぐに左手一本で練習を再開。私もそれなりにゴルフバカの自覚があったが、世の中には上には上がいるものである。奥さんに黙って(?)練習場へ通うこと数ヶ月。ついに左手一本打法を会得したのだ。

 そして満を持して私に勝負を挑んできたのである。勝負はN條さんはレディスティから、私はバックティからのガチンコ。負けたほうが相手を「師匠」と呼ぶというプライドを掛けた本気の試合だ。



 で、N條さんのの左手一本打法なんだけど、きちんとクラブに当たる音がするし、ややプッシュしたり巻いたりするけれどそこそこ飛ぶし、1番でパー、2番でボギー。4番ホールのパー5では打ち上げなのに230yというスーパーミラクルビッグドライブが炸裂するしと驚くべき安定感。レディス用のクラブでレディスティからとはいえ、ショットの内容では完全に負けている私。

 その4番を終わってまったくの互角。しかし、片手の人に負けたとあっては元祖ゴルフバカの名がすたる。ここから本気モードに。

 この日はドライバーがだめだったけど、なぜかアイアンの調子がよく、5番140yから7番のコントロールショット、7番残り100yから9番のハーフショット、9番残り120yから8番のコントロールショットが珍しく完璧に打て、おまけに6番パー3では花道からユーティリティの転がしでチップインなどもあり、大人気なく圧勝させていただいた。

 N條さん、後半になると左手の筋力が持たないとの事でやや崩れるものの、ハーフを50前後で回られた。やはりとてつもないバカ、いや努力の成果であろう。私は試合には勝ったけれど「ゴルフバカ選手権」では惨敗したと思った(しつこいようですがここの「バカ」は「心から尊敬している」という意味です)。


 あれだけ左手1本で練習していれば、きっと両手が使えるようになる頃には以前の何倍もスイングが良くなっていると思う。ちょうどレッスンプロの中井学氏が手を骨折したあとスイングの真理に気づいたように。

 しかし片手で50ですか。片手で230yですか。いろいろな意味ですげえよ、N條さん。
posted by hiro at 12:08| Comment(4) | 雑文

2018年04月27日

第49回GB月例@有馬CC


 毎月第4木曜日恒例のGB月例。第49回は兵庫県の有馬CCで。

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 最高のコースに最高のゴルフ日和。

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 この日のテーマは「謙虚にラウンド」。自分のヘタさを認め、できることだけしてラウンドする・・・

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 つもりだったんだけど、18ホール中でそのテーマを守れなかった2ホールだけダボというわかりやすい結果に。

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 前半はアプローチとパットでもうちょっと頑張れていればあと2つ3つは少ないスコアで上がれていてもおかしくなかったと思うんだけど、まあ波風立てず普通に謙虚に回れた。

 でも後半、11番パー5。ティショットで振りすぎて右へOB。思い切り左を向く謙虚さ、普通のスイングをする謙虚さが足りなかった。

 16番はティショットがこの日一番の当たりで、しかし2打目は残り180y左足下がり。謙虚にいくなら6番アイアンぐらいで花道狙いだったのに、傲慢にも4アイアンでグリーンを狙いに行って頭叩きチョロ、3打目の中途半端なアプローチもダフって乗らず。そもそも、いくらフェアウェイからだとは言え、

 左足下がりから4アイアンをまともに打てるはずない

 だろヘタクソのお前がよ。グリーンを狙うならせめて13番でうまく打てた「ユーティリティのクォーターショットで低い球を打って花道から転がし上げてオン」じゃなかったのか。それとも、ハーフトップでいいやと思いながら打つべきだろ。それなのにまともに打とうとするから球を上げようとしてトップするんじゃないか。

 これだけゴルフしてるのに、未だに自分ができないショットを平気でしようとする頭の悪さ。これこそがトホホの真骨頂ですな。
posted by hiro at 19:54| Comment(0) | GB月例

2018年04月25日

なぜゴルフボールは言うことを聞かないか?


 こういう経験はないだろうか。


 左足上がりのライから、フックすると思って右を向いたらそのまま真っすぐ飛んでグリーン右に外す。じゃあ真っすぐでいいやと思って意識せず打ったら思い切りフック。

 あるいは、こんなの。

 上り傾斜からのショートチップ、いつものウェッジで打ったら上がりすぎてショート、ショートしないように強めに入れたら大オーバー。

 で、こういう感じの、「意識しなければライなりの球が出る。でも意識すれば逆球(あるいはもっとひどい球)が出る。けっきょく思い通りに打てない」という現象は本当によく遭遇する。まるで呪いにかかっているかのように、球は自分が行って欲しい方向(距離)を避けるんだよね。

 本当に呪いなんじゃないかと霊媒師に相談したり神社でお祓いを受けたりしたけど、やっぱり治らない(注:編者はたまに嘘をつきます)。



 さて、先日上級者(HDCP4のKさん)と雑談をしていて、この件について原因かもしれないことを1つ教えていただいたのでご紹介したいと思う。

 Kさんは素振りと見間違うぐらいリキみないスイングで美しい弾道の球を打つ本物の上級者で、上手なのに偉ぶる所がまったくなく、物静かで、しかし私が質問したことに対しては大変丁寧に教えてくださるという、尊敬の念を禁じ得ない人なのであるが、そのKさんに何気なく上のような話をしたところ、Kさんは

 「うーん、まっすぐ立ててないんとちゃうかなあ」

 上級者の言葉はシンプルかつ本質的である。そう、そう言われると思い当たるフシがたくさんあるんだよね。

 ピンやグリーンを狙うときは誤差が出にくいが、例えばグリーンの右端を狙ったりする時、果たしてきちんとその場所にまっすぐ立てているのか?そしてボールの位置はいつもどおりか?右を向いたぶん、左足寄りになったりしていないか?さらに傾斜地だと平衡感覚が狂いやすいので余計にまっすぐ立つことが難しくなるよね。

 思慮の浅いヘタクソ(私のことである)は、ともすればミスショットをスイングのせいにしがちである。しかし、それ以前にきちんと狙った所に飛ぶようなアドレスを取れているのか、そういう基本がきちんとできているのかを考えないといけない。



 そういえば、K見師匠(HDCP2)も教えてくれた。ごくわずかなつま先さがりや左足下がりでもそれをきちんと察知し、そういうスタンス・アドレスを取らないといけない。狙った所へ飛ばなかった時、スイングが悪かったのか、それともアドレスが悪かったのかがわからないと次に繋げることができない。上級者はそういうことまで考えてゴルフをしているのだ。

 ミスショットにはきちんと理由がある。そしてその理由の多くはシンプルなものなんだろう。ボールが言うことを聞かないのではなく、自分のゴルフ頭がお粗末だっただけなんだね。

 半ば本気で「呪いのせいだ」などと考えていた自分がマジで恥ずかしい。
posted by hiro at 10:13| Comment(0) | 目から鱗(開眼)