2018年02月05日

グリーンは2つある


 先週の木曜日、工房へ行ったときにGさんと色々と話をしたと書いたが、その中で一番感銘を受けた話。



 パー5の2打目をレイアップするときにナイスショットが出たり、薄暮プレーでグリーンではなく花道を狙って軽く打ったら乗っちゃったりと、気楽に「乗らなくていい」と考えながら打ったら逆に芯を食って距離も出る。

 でも、きちんとグリーンを狙ったときに限ってイマイチの当たりだったりなかなか乗らなかったりする。やっぱりメンタルの問題と、変な力が入ってるんでしょうね、と私が言う。

 するとGさん、「わかります。hiroさん、そういう時はもう一個グリーンを(頭のなかで)作るんですよ」との事。詳しく聞いてみるとこういうことだった。



 どんなホールにも、グリーン周りにはピン位置によって「外していいゾーン=寄せワンが取りやすい所」と「外してはいけないゾーン=アプローチが寄らない所」がある。で、外していいゾーンを「第二のグリーン」と考え、そこを含めたコースマネジメントをする。

 つまり、外していいゾーンがグリーン手前であれば、その手前にも別のグリーンがあると考えて(あるいはグリーンがそこまであると考えて)ショットを打つ。これにより、狙う場所はだいぶ大きくなり、リラックスして打てるようになり、さらに「手前の別のグリーン」に止まっても満足感が得られる。

 もちろんプロや上級者のように、そこから高確率でパーを取れるとは限らない。でも、「グリーンを狙ってたけど乗らなかったのでアプローチする」という状態と、「狙ったところへ飛び、その上でアプローチに臨む」というのでは心の持ち方が違う。余裕も違う。前者は「ミスを挽回しないといけない」だけど、後者は「計画通り(ニヤリ)」なのだから。



 あと、「第二のグリーン」は花道だけとは限らない。ピン位置によってはグリーン奥だったり、グリーンサイドバンカーだったり、ニアサイドの反対側全部だったりする。そう、自分の腕前、目標スコアに応じて大きくなったり小さくなったり臨機応変に変えることができるのだ。

 アイアンの調子が悪い日とか、距離が長い・難易度が高いホールの場合、さらには風が強かったり真冬で飛ばない時などは、第二のグリーンを大きくして(つまりハードルを下げて)ボギーやむなしと考える。それでも「計画通り」なのだ。精神的に楽だよね。


 ただし、そういう攻め方をする前提として、アプローチとパットのスキルがそこそこ要求される。でないとボギーばっかりとか素ダボがちらほら、とかになっちゃうよね。

 そういう意味では諸刃の剣なんだけど、「第二のグリーンはあそこ」とはっきり意識するというのはすごく面白い考え方だと思う。まあ、一昨日の日記の結論と同じく、能書き垂れる暇があったら練習へいけよって話なんだけどね。
posted by hiro at 17:48| Comment(0) | 目から鱗(開眼)