2017年11月07日

レディスティ(も男どもの頭の中も)ちっとも改善できてない


 4年前、私は「女性用ティ(レディスティ)考察」という日記を書いたが、自分で言うのもなんだけど人気のエントリで今でも毎日検索して見てくださっている人がいる(1〜2人だけど)。

 その中で、レディスティは男性用のティと比べて適当過ぎる、距離が長過ぎる、男女が同じ条件で戦うなら男性用ティの70%ぐらいの場所に作るべきだと書いた。

 あれから4年。



 先日、某レッスン番組を見た。谷将貴が講師をしたやつね。彼は「カリスマ・ツアープロコーチ」で(番組のウェブに書かれている紹介による)、すごく女性にモテそうな外見と雰囲気を持ったプロである。っていうかチャラい。

 生徒役は4名。ほぼ初心者の女性タレント2名に加え、平均スコア110のおじさん2人(勝野洋とモト冬樹)。つまり、「始めたばっかりでどう練習していいのかわからない」女子と、「長年の悪い癖が染み付いてこじれちゃってる」おじさんたちにスイングや打ち方の基本を学んでもらおう、という趣旨の番組である。

 基本の大切さに目覚めた私は渡りに船と毎週見ていたのだが、残念ながら期待はずれだった。っていうか、8回見たけど何を言ってたのかさっぱり覚えてない。というのも4人の悪癖を直す事がメインで、一般的な基本について触れることが少なかったような気がする。それだったらTV番組にしないで個別にやっとけよと。



 で、番組は「レッスン」「自主練習」「男女で対戦」という流れで毎回進むのだが、最終回は実践編ということで男性チームと女性チームのラウンドマッチが行われた。最初のホールはパー4。

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 おじさんティが326y、レディスティが310y。たった16y、パーセントにして5%しか違わない。誤差じゃんこんなの。

 次のパー3。

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 レギュラーティが140y、レディスティが126y。これでも1割の差だ。レギュラーが140yだったら、レディスティは100yぐらいのところに作らないといけないのに。

 実際、パー3では勝野洋が7番、モト冬樹が6番でティショットしていたのに、女性2人はドライバー。こんなに不平等な対戦はないよね。っていうか、このクラブ選択を見ておかしいと思わないスタッフ、おじさんチーム、そして何より谷コーチは一体何を考えているのか?チャラいのは見た目と態度だけで、ほんとに女性のことを大事に思ってる訳じゃないってこと?



 そりゃあティがそもそもそういう風に作られてるんだから仕方ないという意見も分かるし、新たにティを作るのも大変だしお金もかかるし、理想と現実が違うのは承知してる。

 でも、谷コーチが「男女の対戦」というレギュレーションを考えた(のかあるいはその台本に納得した)のなら、少しでも男女平等に対戦できるよう、ホールを選ぶとか、特設ティを作るとか、男性ティを下げるとか、そういう工夫があって然るべきではないのか?コーチとしては一流かもしれないけど、本質を考え、悪いところを改善していこう、女性がプレーしやすい環境を作ろうという気はないらしい。


 ちなみに、対戦は男性チームの勝ち。そりゃあれだけハンデあったら勝って当たり前だよね。ミドルアイアンとドライバーだもん。ゲスな勘ぐりだけど、男性チームに勝たせないと色々面倒だからと(女性に不利だということを分かっていながら)わざとこんなセッティングを選んだのではとすら思ってしま・・・おや、誰か来たようだ。うわまたお前かやめ
posted by hiro at 11:24| Comment(0) | 雑文