2017年08月15日

全米プロ5位タイ


 勝てそうだったのに、勝ってもおかしくなかったのに勝てなかった。今回のメジャーを見ていて、そんな風に思ったファンは多かっただろう。

 今までも、ひょっとしたら・・・と思わせてくれた日本人選手は何人もいた。けど「勝てなくて「まあ残念だったね、善戦したね」という感じだったよね。でも今回は見てる方も「心底くやしい!」と思ったに違いない。

 もちろん本人もそうだったろう。準備もしてきた。調子も悪くない。ポジションもいい。あとは勝つだけだ、という状態からバックナインで3連続ボギー。しかも、彼の一番の武器であるアイアンショットのミスからの自滅。だからこそのあの涙だったんだろう。

 

 さて、ここからは想像(というより妄想)だけど、勝ったJ.トーマスと彼の差はなんだったのか。パットの腕前?実力の差?運?たしかにそういう側面はあると思う。

 10番の、木に当たってフェアウェイへ戻ってきたティショットからカップ縁に止まったボールが8秒でカップインしたバーディ、13番のチップインバーディなどは幸運の女神が彼に微笑んだ、と。

 もう落とせない16番、死刑台への入り口(グリーンマイル)で2mぐらいのパーパットを沈めたトーマスに対し、松山は1m少しのパーパットを入れられない。

 17番、解説の佐藤信人プロが「(左に池があるパー3で)首位ならここは絶対に右サイドがセオリーですよ」と言っていたにも関わらずピンへ打ってきたショット。上手いというより、自分を120%信じていないとあのショットは打てないよね。


 でも、トーマスの優勝インタビューを見ていて、彼のほうが松山より優れている(というか松山との確実な差)と感じたのはこの部分かなと(pgatour.comより)。

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 「自信はあるけど、勝てるか勝てないかは時の運。だって、自分より凄い選手でも(メジャーに)勝ててなかったり1回しか勝ってなかったりするんだからね」と。つまり、

 自然体でメジャーという試合に臨む準備ができていた

 んじゃないかなと。



 ただ、これをもって松山を「準備ができていない、未熟だ」と切り捨てるのは酷だよね。ホームとアウェイの差もあるし、学生時代からPGATOURに馴染んできたのか、田舎のニ流ツアー(日本ツアー)しか経験していないという差もあるし、日本人初メジャーという重圧もあるし。背負っている荷物の大きさが違う。


 だから、松山が「ま、35歳ぐらいまでにはまた勝てるチャンスは巡ってくるだろ、気楽にやろう」っていう感じで考えられるようになるか、あるいは「え、メジャー?10勝する予定ですが何か?」ともっとふてぶてしくなるか、精神的な部分でもう一段階か二段階成長すれば、きっと勝てると思う。



 最後に結婚、第一子誕生おめ。こっちのほうが驚いたよ(笑)。
posted by hiro at 10:49| Comment(0) | トーナメント