2017年08月07日

全英女子オープン


 「藍ちゃんの最後の全英」は予選落ちに終わった。一方、WGCの松山は最終日1イーグル・7バーディ・ノーボギーと「神懸かりのゴルフ(by田中秀道)」で逆転優勝。

 松山の最終日はまだダイジェストでしか見てないので、今日は全英女子について。また低いレベルの戯言だけど書く。



 藍ちゃんはやはり世界で戦うレベルに(もはや)ない

 藍ちゃんのゴルフ。ティショットはフェアウェイに置けるが圧倒的に飛ばない。したがって2打目がユーティリティやミドルアイアンになる。そのショットも、ヘッドスピードの関係でスピンは少ない。

 花道が広くグリーン形状がややこしくないセッティング(日本ツアー)ならまだピンに寄せることも可能かもしれないが、難しいピン位置や、今回全英女子が開催されたような複雑で起伏が多いグリーン周りでは最高のショットを打ってもピンから5〜10mぐらいにオンするのがやっと。

 そういう位置からバーディの確率は非常に小さく、良くてパー、どこかでミスが出るとボギーのゴルフになる。そんな藍ちゃんが優勝争いをするためには、その5〜10mを何度かに1回入れてくるパッティングの超絶技巧が不可欠だったのではないだろうか。

 そのパットが入らなくなった(不調になった)ら、もうこれは翼の折れたエンジェルなわけで。


 世界レベルとは

 一方、優勝したキム・インキョンは18アンダー。最終日こそ1アンダーだったものの、初日から3日間は65、68、66と男子プロも顔負けのバーディラッシュで逃げ切った。それ以外にも10アンダー以上が13人。

 韓国人選手は正確なアイアンショットとパットで、欧米の選手は圧倒的な飛距離でバーディを獲ってくるんだから、残念ながら勝負にならない。

 藍ちゃんをディスるつもりはない。むしろ、この体格と飛距離でよく世界ランク1位になったなあ、アメリカツアー9勝したなあと思うんだよね。改めて凄い選手だったんだなと思う。



 継ぐのは誰か?

 韓国人選手の正確性、欧米人選手のパワーに勝てる、藍ちゃんの後継者はいるのか。今最も近いのは野村敏京だと思うけど、彼女は日本人と韓国人のハーフだし、メンタリティもどちらかと言うと韓国人選手に近い気がするので、正直、ちょっと「日本人」として応援するのに抵抗があるんだよね(差別とかそういう意味合いじゃなくて、何となくだけどね)。

 藍ちゃんのように体に恵まれていない選手にはやはり限界があると思う。今回の出場選手で言えば、上原彩子は160cm、堀琴音・西山ゆかりは女子にしては大きめの160cm前半、でもまだ物足りない。

 川岸史果は166cm。最低これぐらい、できれば170cm台・180cm台の選手が出てきてほしいよね。あ、今回日本人選手最高位(14位)だった鈴木愛は155cmだけど、彼女は別の意味で体格に恵まれているよね。上田桃子的というか、アリヤ・ジュタヌガーン的というか。

 まあ、「あまり運動神経もいいとはいえず体格にも恵まれない女の子が、スポーツ選手として食べていくために一番可能性の高いスポーツ」としてゴルフが選ばれてきたという日本の現状(今はどうか知らないけど、10年〜20年前ぐらいまではそういう例は多かったよね)が打破されない限り、世界に通用する選手はまだ出てこないのかな、と思った。

 バレーボールのプロ選手になるような逸材がゴルフを小さい時から始めてくれたら良いんだけどね。



 モチベーション

 これは信憑性のある筋(それも複数)から聞いた話だけど、女子の場合「恋愛」が絡むとそっちにエネルギーが費やされ、ゴルフが疎かになってしまうという例が多いらしい。ほら、あの子とか、あの子とかね。

 男子は良い意味で(悪い意味で?)「恋愛」と「欲求」を切り離せるので、まだ切り替えられると思うんだけど、女子はどうなんだろう。小さいときからゴルフばっかりしていて、不器用で純真な子であればあるほど「色恋沙汰」に弱いような気もする。中には「略奪愛」なんて週刊誌ネタになっても勝ち続けるような猛者もいたけど、そういうのはやっぱり例外だろうし。

 特に20代半ばを過ぎて「結婚」とか「出産」というキーワードが現実味を帯びてきた時、「毎日球を打ってコース回って、私は何をしてるんだろう」と考えるようになるのは不思議でもなんでもないと思う。

 まあ大きなお世話だけどね。でも、藍ちゃんの引退やさくらの結婚などを見てると、とにかくゴルフも大事だけど自分の幸せを見つけてほしいなあと我が娘の心配をするような気分になる編者であった。

posted by hiro at 18:26| Comment(0) | トーナメント