2014年03月12日

idiot

 正義のヒロイン、タレントのフィーフィーがつぶやいていたように、「現代のベートーベン」といい、「割ぽう着のリケジョ」といい、どうも本人やその仕事ではなくそれらを取り巻く状況や環境だけを大きく取り上げ、本質ではないところで毀誉褒貶を受けるのは、やはりマスコミが大きく先走るせいであろう。

 ベートーベンの方は本人が嘘を認めたわけだからいいとしても、小保方さんのSTAP細胞はまだ本物か偽物かは分からないわけで、せめて論文が書き直されるか再検証されるまで結論は出すべきではないと思う。持ち上げてすぐ貶めて、検証の結果「正しかった」ってなったらまた持ちあげるのか?




 とマスコミのアホさ加減をいつもの様に貶したあと、パーソナルなコミュニケーションの話題を。そう、イアン・ポールターが松山を「idiot」とツイートしたアレのことである。もうだいぶ日にちがたち、皆さんご存知だと思うので、あらすじ的に説明。

 松山がキャデラックチャンピオンシップ第2日目の13番で短いパットを外し、グリーン上にパターを叩きつけてカップから5フィート(1.5m)のところに凹み(クレーター)をつけた。松山はそれを修復せずホールアウト。

 ところがすぐ後ろの組でラウンドしていたシャール・シュワーツェルのラインにその凹みがかかり、競技委員を呼ぶ羽目に陥った。その一部始終を見ていた、シュワーツェルの同組のイアン・ポールターがtwitterで。

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 相当なお冠である。そりゃそうだ。ポッと出のルーキーが、それも平気でスロープレーをするような無神経な若造が自分たちのフィールドで傍若無人な振る舞いをして迷惑を掛けているのだ。

(ちなみに、「バカ」的な英語はidiotとstupidが思い浮かぶが、idiotのほうがたぶん強い言い方だと思う。大阪弁で「アホか」がstupid、「このボケ!」がidiotってイメージなんだけどどうだろう)


 一部のコラムでは「なぜイアンはtwitterでつぶやくようなことをしたんだ。直接松山に言ってやればいいじゃないか」などという論調もあるようだが、何を甘いことを言ってるのかと思う。

 じゃあ何か、イアンはわざわざ先にホールアウトした松山を探し、「お前さっきのアレはアカンぞ」と言ってやらないといけなかったというのか?もし一人でいたら英語チンプンカンプンの松山とコミュニケーションできない。日本語ができる通訳も探せと?

 それこそ甘え以外の何物でもない。マナー違反を犯したのは松山なんだから、それを聞いた松山が今回のようにイアンとシャールとジェイソン・ダフナーを探し、謝りに行くというのが正しい筋の通し方なのである。


 確かに「身内的優しさ」を求めるなら直接(話をする)だろうけど、そうでなかったということはつまり彼がPGAに溶け込んでいない、あるいは溶け込む努力をしていない、または嫌われていると捉え、そちらの方も松山は大いに反省すべきである。


 そもそも、WGCが行われてるフィールドでグリーンを傷つけるって、もう最低の行為じゃん。まあその国の賞金王がいつもホールアウト後無造作にカップを跨いだり、他のシード選手でもカップのすぐ近くを踏んだりグリーンフォークの使い方を知らなかったり、さらにはゴルフファンを蔑ろにするような、idiotなゴルフ後進国(注:日本のことです)出身という事だからバカにされても仕方ないと思うけどね。
posted by hiro at 10:11| Comment(0) | 雑文